発表日時以前にミスiD2021セミファイナリスト名がCHEERZで流出した件について

※10/5 10/5夕方にチアーズからカメラテスト参加者全員宛に謝罪メールが送信されたことに伴い記事を加筆修正しています。

この件ミスiDの公式HPにも一切触れられていないし、チアーズの謝罪ツイートだけでしれっとなかったことのようにされていくのはどうかと思うので、私が実際に見たことについて記録を残しておきます。

流出の経緯や謝罪までの流れ

9/17
セミファイナリスト発表日が10/2であることが告知される。(この時点で何時の発表になるかの告知はなし)

9/29
ミスiD実行委員長小林司さんのツイッターにて発表時間が告知される

10/2 0:01
ミスiD公式ツイッターから発表時間が告知される

10/2
0:00直後からセミファイナリストのチアーズランキングが一部見られる、通知やメールが来たとツイートしている人が相次ぐ。

10/2 0:30頃
私もチアーズアプリの通知欄を見ると、お気に入りに入れている人がセミファイナルイベントに参加している通知が実際に来ていました。(=お気に入りに入れてる方の内ここに通知が来ている方のみがセミファイナリストと推測できた)

記憶が定かではないですが、深夜1:00過ぎぐらいにもう一度見に行ったらこの通知は抹消されてました。

10/2 12:00頃
再度チアーズがセミファイナリストのイベント開始の通知を流していたとのツイートを散見(私はこちらは未確認ですが、後のチアーズの謝罪ツイートでも12:00台にも不手際があった旨記述がありました)

10/2 18:00頃
セミファイナリスト発表(正規の時間)


10/4 18:19
チアーズからの謝罪ツイート

ミスiD公式ツイッターからはチアーズの謝罪ツイートRTのみでコメントはなし。

1004無題

ミスiD公式HPにも本件についての記述はなし

10/3 14:44
チアーズからミスiDセミファイナリスト宛に本件についての謝罪メール

(10/4 16:55 この記事をUPしました)

10/5 18:50
チアーズから「カメラテストにご参加の全ての皆様」のタイトルで謝罪メール。本文中に実行委員長小林司さんからの謝罪コメント有り

私が把握している時系列については以上です。

今回の疑問点、問題点

・先に自分の選考結果を知ってしまった人や応援している人は複雑な気持ちで18:00を待つことになってしまったこと
・チアーズ側に全面的に非があったとしても、チアーズを起用しているのは講談社側にも関わらずミスiD公式ツイッターや公式HPで一切言及がないこと
・ミスiD公式がコメントを出さない以上、そもそも本当にチアーズ側に全面的に非があったのかにも疑問が残ること(例えば公開日時の設定やセミファイナリスト一覧の受け渡しについてきちんとミスiD側は締め切りなどを守っていたのか、一方的に非をチアーズ側に負わせて謝罪を強要していないかなど)
→10/5にカメラテスト参加者向けに送信されたメールでセミファイナリストの公開日時がいつになるか担当者間で共有した時期など具体的な日付を出しつつミスiD事務局側には非がなく完全にチアーズのミスとエラーであったことが再度説明されました。
・今回の最も大きな問題点は、発表時間の前にセミファイナリスト名をチアーズが流出させたことですが、チアーズの謝罪は「一部のユーザー様セミファイナルイベント開催中との誤った案内が飛んでしまっておりました。」という文言でお詫びをしていて、「セミファイナリスト名を発表日時の前に流出させてしまったこと」についてごまかそうとしているように見えること
・10/3にチアーズ運営は「セミファイナリストの皆様へ」というタイトルで謝罪メールを送信してますが、今回の件はセミファイナリストに対してだけではなく一次選考通過者全員に対して謝罪するべきことなのでは?ということ
→10/5の再謝罪メールはカメラテスト参加者全員宛になっていました。


個人的な意見、感想

10/4時点
規模の大小を問わず、組織の腐敗や致命的な不祥事は明確な悪意から始まること以上に、「忙しいからしょうがない」「予算が足りないからしょうがない」「人が足りないからしょうがない」ということを放置し続けたり、そこに対して意見した人に「◎◎だからしょうがないことなのに、事情を知らないお前が知った口を聞くな」と言って指摘の声を封じようとしたりするところから始まっていくことの方が多いんじゃないかと思っています。
私は出来ることならミスiDが長く続いて欲しい、誠意あるプロジェクトであろうとする限り。と思っていますが、しょうがない、しょうがないをただただ積み重ねて行ってるようにしか見えない組織に果たして本当に未来はあるんだろうかと、この事後対応の様を見て思ってしまいました。

10/5時点
10/3にセミファイナリスト全体向けに謝罪のメールが来た後に、10/5にカメラテスト進出者全体向けに謝罪のメールが来ました。いずれも公開の文書ではないためこの記事では具体的な内容について触れることを最小限に留めています。
10/5のメールでは今回ミスiD事務局が運営として最低限説明すべきこと、言及すべきことについて網羅されたコメントが出されていたと私は思っていますが、ただそれをメールで参加者にのみ通達していること、チアーズで参加者を選出することを「みんなで選んだミスiD」などと呼ぶ割にはその「みんな」に当たるファンの方にはこの説明をしないのか…、というところには一定の疑問が残りました。
それ以外にも今回メールに記載があったミスiD実行委員長小林さんからのメッセージの内容も含めさらに個人的には思うところが多々ありますが憶測含みの話になるためこちらの記事ではこれ以上の言及を控えます。また何か本件について動きがあればそちらについては随時追記する予定です。