#002 強い意志
兵庫県加古川市にあるレトロな建物 加古川図書館
僕はpakupakuparkというグループに参加して、この建物の利活用について活動を行っている。
加古川市立加古川図書館 - Wikipedia
pakupakuparkの活動記録はコチラ
たぶん、これから僕が活動していく場所での心を描いた日記
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1.寄り添う心
1/11 結婚記念日のちょうど一か月前になるが、結婚記念として家族で旧網干銀行湊倶楽部で食事をしてきました。事前に結婚記念と伝えてあったので、いろいろと”おもてなし”をいただいて本当に素敵な時間を過ごせました。
特に僕がすばらしいと思ったのはデザートに書いてあった名前でした。
僕のお皿には”友宏&美奈子”
嫁さんのお皿には”美奈子&友宏”
と書いてあるのです。これは僕だけかもしれませんが、勝手にどちらも”友宏&美奈子”と書いてあると思っていたのです。でも、違いますよね。嫁さん目線でいえば”美奈子&友宏”なんです。
おもてなしとは相手に寄り添う心が大事だと思いますが、それは相手の心以上に寄り添う必要があるんだなーと思いました。そして、それを細部まで突き詰めて実行する。そこに最上の”おもてなし”が出来上がる。
”相手以上に相手に寄り添う心”と”徹底的に突き詰めていく実行力”
そこに最上の”おもてなし”が生まれるのだと思いました。
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2.次の100年をめざして
僕のように旧網干銀行湊倶楽部を記念日に利用される方が結構いらっしゃるそうです。それって、凄いなと思いました。みんながその場所を特別な場所と思っているからです。それは逆にいうと、湊倶楽部の方たちが特別な場所を生み出していることにほかなりません。
僕はその時思いました。
この人たちは文化をつくっている。
建物を使い続けるためには愛着を持ってもらわないと遺りません。勇気をもって告白した場所。まちぐるみで結婚式をしてくれた場所。結婚記念を祝った場所。誕生日を祝ってくれた場所。人生には特別な日があり、その記憶はいつまでも残り続けます。その時、祝った場所は?
旧網干銀行湊倶楽部はそんな人々の思い出に残っていく場所だと思いました。
それは偶然ではなく必然として
その必然の積み重ねが文化を育み
人々が旧網干銀行を使い続けるようになると思います。
旧網干銀行が建設されておよそ100年
湊倶楽部の方たちは次の100年を目指してらっしゃるんだと思いました。
そして、その強い意志は僕たちpakupakuparkにも必要だと感じました。
だから、その日の夜にみんなに共有しました。
暑苦しいかもしれないけれど、
やっぱり視線は高く持たないといけない
その視線の先に僕たちも加古川の100年後を見据えたい
子供たちに遺したい建物であれば
遠くを見据えて、出来ることをやり続ける
僕は湊倶楽部の方たちから、また教えてもらいました。
全部で1222文字でした。(タイトル除く)