【期間限定企画】1か月間IPO(新規株式公開)応募生活(10):オンデック【最終回】

<12月18日抽選結果>

12月のIPOラッシュも、抽選はついに終わりです。まあ、このあたりになると、どうせ外れているんだけど、いちおう確認しておくか、とか、そろそろ証券会社の口座からお金を引き上げなくては、とかいう感じです。

・オンデック(7360)【26社め】

落選:野村、大和、SBI、みずほ、マネックス、岡三オンライン、CONNECT

(楽天証券は後期型)

最後の最後にドラマチックな展開が……はい、ありませんでした。2週間延々と「落選」「選外」を見つづけてきたので、ようやく終わったか……という感じです。


これで12月IPO抽選は、26/26終了です。いちおう、後期型がいくつか残っていますが、まあ無理でしょう。あと、ファンペップ補欠当選の繰り上げがあるかどうか……そもそも、繰り上がって嬉しいのかどうか……補欠当選すらこれだけだったSBI証券、でも、これだけ繰り上げで当たったら、それはそれでさらに嫌いになりそうです。

ここまでの26/26銘柄で、当選1(ウェルスナビ:みずほで補欠から繰り上げ)、補欠当選7(スタメン:大和、CONNECT(ともに繰り上げならず)、ローランド:松井(繰り上げ抽選辞退)、ポピンズホールディングス:CONNECT(繰り上げならず)、ウェルスナビ:みずほ(繰り上げ当選!)、CONNECT(繰り上げならず)、ファンペップ(SBI)となりました。

結果的に、「確率的にはもっと当たるはずだったのに、引きが弱くて1つしか当たらなかった」のか、「幸運にも1つ当たった」のか、どちらなんでしょうね。ネットでは「当たった人」の声が大きくなりがちなのですが、まあ、このくらい当たらない人もいるんだよ、ということで参考になれば。正直、IPO応募って、「投資」じゃなくて、応募のためにお金をあちこち移動させずにすむ人が、日常にアクセントをつけるための「娯楽」として割り切ってやるものなのでは、と思います。実際、応募のために使った時間とかお金の移動のための手数料などを考えると、まあ儲からないですよねそんなに。上場も続々とはじまっていて、悲喜こもごもではあるのですが、株価というのは本当に難しい。いま上がっているフリーとかJタワーとかマクアケなんて、IPOのときにはそんなに期待されていなかったわけですし、僕もメドレーのおかげでかなり助かりました。バルミューダ、欲しかったけど、ここまで上がるとは……

というわけで、2020年12月のIPO応募生活はこれで一区切りです。

26銘柄、10数件の証券会社(それぞれ1口座)で、ほぼフルに応募すると(ローランドだけ補欠当選分は応募せず)、ウェルスナビが補欠繰り上げで1単元(100株)だけ当選した、という結果になりました。ストレート当選は、ひとつもなし。思った以上に厳しかった。12月にこれだけIPOがあるからけっこう当たるのでは……と、みんなが思い、注目されたから、かえって競争率が上がってしまった可能性もありそうですね。とりあえず、一つだけでも当たって、ホッとしているのと同時に、首の皮一枚つながってしまったことで引き続き応募してしまうのだろうな、とも思っています。


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