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[予選全勝1位!大会3位!]新ギミック型たけるとうきルカリオ

みなさんこんにちは。
チームISPリーダーのふっさんと申します。
普段は”はかいこうせん杯”という大会を開催したり、練習会や、イベントを開催を都内を中心にしています。


今回シティリーグ規模の自主大会で、たけるとうきのルカリオをつかって3位という結果を残すことができました。
今回はそのnoteを備忘録を含めて記したいと思います。

自己紹介として直近の戦績を記載します。

公式戦
※Clは8連続落選
シティシーズン1 → 17位 ピカチュウvmax
シティシーズン2 → 中止
アディショナル   → 中止
シティシーズン3 → 3位 ビクティニレッパ🥉
シティシーズン4 → 3位 モコレック🥉
シティシーズン5→  9位 イチゲキブラッキー 

最近出た自主大会
フワライドカップ 7-1 準優勝🥈
→モコレック

メモ杯 2-3
→イチゲキウーラブラッキー

もぐもぐ杯 3-2 11位
→アルセウスゴリランダー

ブリリアントうどん杯 6-1 3位🥉 今回
→たけるとうきルカリオ


公式戦に出れない分、チームメンバーを中心とした調整メンバーと練習したり、自主大会での練習を積んでいました。

今大会に向けてもチームメイトのじぇいくんとむさしくんにいつものように相談にのってもらいました。特にじぇいくん前日は明け方まで調整を手伝ってくれてありがとう!

本記事が愛知CLの考察の一助としてなれば幸いです。
特に今回のルカリオは新しい視点が多い構築ですので、有料部分もよろしければどうぞ!

1.環境考察

バトルリージョン発売後、シティや自首大会の結果を見て、現在の環境は以下のように考えていました。

Tier1
ミュウ、アルセウーラ

Tier2

うらこうさく軸アルセウス、ミルタンク、ミルタンクハピナス、はくばアルセウス、アルセジュラルドン、ダイケンキ、WTB、レンゲキウーラオス

Tier3
はくばスイクン、ミノマダム、ダークライ、アルセダダリン、雪道インテレオン、アルセウスバレット、テンタクル、フーパファイヤー、悪軸アルセウス

Tier4
アルセカラマネロ、ゲンガー、アルセレック、ムゲンダイナ


上記のように考えていました。
特にミュウVmaxの再現性、アルセウスVstar系統の継戦能力が異常値で、過去レギュのデッキを見てもスタンダードではトップクラスに有力デッキになると考えています。

これらに戦えるデッキであることが、大会で勝ち抜くために必須であると考えました。

2.たけるとうきルカリオを握ろうと考えた理由

ルカリオを握ることになった理由を順を追って書いていきます。
まず、3月6日のもぐもぐ杯ではオリジナルのアルセウスゴリランダーというデッキを握りました。簡単にいうと、アルセウスのスターバースでゴリランダーを立てて、ボルテージビート+ベルト込み230点まで見れるアルセウスが環境として強いのではないかと考えて、構築をスタート。

ゴリランダー&アルセウス


相方のゴリランダー自体もミルタンクに非常に強いカードで気に入りましたし、アルセウスで230点から入る動きもやはり強力で、ここに闘エネルギーを数枚タッチして、キバナ+ボルテージビート+手張りでいきなりフライゴンVが動く構築にして、Vmaxをみれる形にしていました。
また、闘エネルギーをいれた理由の一つが、ガラルサンダーVでした。

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1エネでアルセウスをとれるこのポケモンは、システムポケモンであるネオラント、クロバットもとることができて、非常に環境に刺さっている。
と考えていました。

しかし、実際に大会で戦っていくうち、アルセウスをガラルサンダーでとる返しに新しいアルセウスVstarに必ずガラルサンダーを落とされる状況がそもそもあまり強くないことに改めて気付きます。

つまり、1エネで攻撃をすること自体は強いものの、
サイド2とサイド2の交換が弱いという純粋な事実に気づきます

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これでは先行ゲーになってしまい、現環境では安定した勝率をたたき出すことは難しいと考えなおしました。
アルセウスバレット系のデッキは、サイドレースで考えると相手が2-2-2で殴り始めてから3ターンで終わってしまうことも多く、楽しいですが有力とは言えませんでした。※持って言ったデッキは多少回答はあります。

となると、やはり闘タイプでありながらサイドを2-2-3などで押し付けることのできるアルセウスレンゲキウーラオスVmaxが有力になりますが、警戒されているデッキの一つであり、プレイ練度が高いミラーに勝てる自信がなく今回は見送りに。

そこで、Vstarのデッキ考え始めました。理由ははくばはきついですが、通常のデッキでは連続で270点以上をだせることも少なく、有力かと考えて構築をスタート。特にダークライはずっと調整をしており、エネをたっぷり積めば爆速で盤面を形成でき、構築的にもお気に入りでしたが、ミルタンク4投入のデッキがどうにもならず没。

そこで目を付けたのがヒスイジュナイパーVをタッチしたルカリオVstarです。

ルカリオ、ヒスイジュナイパー

ルカリオVstarは、ダブルターボエネルギーをつかえば、実質2エネ220点を連打できるポケモンであり、シンプルな殴り性能の高いポケモンです。色がかみ合ってるジュナイパーと組めばミルタンクに強く、環境の回答になっているかと考えましたが、ここにも2つの問題がありました。

1.2エネで動くヒスイダイケンキVstarにどうにも間に合わない
2.ミュウVmaxに圧倒的不利をとる

ここは上述のTierを考えたときに、握ることを諦めざる得ませんでした。
ここまででチームメイトのじぇいくんに候補デッキをしばかれ続けて、当日の深夜1時。ルカリオVstarを眺めながら、

”たけるとうきのルカリオがいる”

ふとこの気付きを得ました。
直感的にも強いと感じ、急いでカードをかき集めて、デッキを組みました。

組んでみると、

✓アルセウスVstarとサイド1↔2の交換
✓Vmaxすらも1撃で倒せる打点ライン
✓構築を工夫することで、サイド1だけのデッキとなる殴り合いでの安心感

強いかもという直感が”確信”に変わります。

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ルカリオの打点ラインは

2エネ130点 非ルール◎ ベルト込み160点でアルセウスがとれる
3エネ190点 ゲノセクトまで◎ ベルト込み220点で大体のVがとれる
4エネ250点 ベルト込み280点でVstarがとれる
5エネ310点 ベルト込み340点でVmaxがとれる

環境的にこれでもかというくらい綺麗な打点ラインです。
比較としてテンタクルがいますが、

✓闘タイプというタイプが非常に強い
✓テンタクルに比べてボスが打ちやすい
✓ザンゲツスター耐性がテンタクルより高い

という差別化点があります。

検索をかけて出てきたデッキを見つつも、ああでもないこうでもないと大会直前に一人まわしを重ねながら、1枚1枚必要なカードを入れ替えて、当日を迎えました。


3.当日のマッチアップ

全試合アルセウス軸のデッキに当たることを望みながら迎えた大会当日。
マッチアップは以下の通りです。


予選
1.ミノマダム ◎6-1
2.こくばバドレックスVmax ◎6-3
3.ゲンガーVmax ◎6-3
4.ミルタンク ◎6-1

4-0 1位通過!!!🥇

トナメ
準々決勝.ミルタンク ◎6-2
準決勝.こくばバドレックスVmax ×  0-1 再戦 後1でガラルフリーザー
3位決定戦.ヒスイダイケンキ ◎6-5

結果3位!🥉

ことごとくアルセウス軸を避け続けてしまいましたが、構築的にも内容的にも非常に満足のいく結果でした。

まだまだ一般的な構築が固まったとは言いづらい、たけるとうきルカリオ。ありがちな採用カードをいくつか切り、枠を作り出すことで満足いくデッキが出来ました。その結果、当日も7戦6勝と高い勝率をたたき出せています。他の人が採用してないカードが非常に活躍したので、よろしければぜひお読みください!

有料部分コンテンツ
1.当日につかったレシピ
2.採用カードとその理由
3.不採用カードとその理由
4.環境デッキへのマッチアップの立ち回り


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