見出し画像

心の赴くままに描く

みなさん、似顔絵を描いたことはありますか?
おそらく多くの人が幼少期や学生時代などに一度は描いたことがあると思います。
似顔絵はデッサンほど本格的ではなく「気軽に楽しんで描くもの」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

しかし、コンタクトセンターの一員でありデザイナーでもあるわたくしスイは、「似顔絵」というものに対して少しハードルの高さを感じていました。


「似ているのか」という不安

学生の頃は、美術の授業で隣になった人とお互いの似顔絵を描いた記憶があります。大人になってからも友人のバースデーメッセージに似顔絵を添えたり、推しのファンアートを描いたり。
これまでを振り返れば、似顔絵を描く機会って意外と多かったように思います。

イラストを描くことは昔から好きなのでずっと描いていましたが、似顔絵に関してはあまり得意だと思えませんでした。
なぜなら「特徴を捉えられているのか」「誰を描いたか分かってもらえるか」と、とにかく「似ているかどうか」という観点において不安になることが多かったからです。

一般的ないわゆる「絵が上手い」の基準と、「似顔絵が上手い」の基準は少し違うように思います。似顔絵における「上手い」とは、対象の特徴を的確に捉えて忠実に、時にはコミカルに表現されていることだと思っていますが、それが難しいと日々感じていたのです。

そんな中、2/22(木)にWeWork 御堂筋フロンティアにて開催の「Art Workshop 大人の趣味イベント」に参加することになりました。

魅力あふれる空間デザインを用いたワークスペースを提供しているWeWorkさんとフジプラスの合同企画で、大人になってから新たな趣味を始めたいという方のためのイベントです。

第1弾のテーマはずばり「似顔絵を描こう」
いい機会なので、これを機に「似顔絵」ととにかく向き合ってみることにしました。

「似てる!」と思われたい

「対象の特徴を的確に捉えて忠実に、時にはコミカルに表現する」
言葉で表すと端的ですが、実際にどういった点を意識するとより良いものが描けるのでしょうか。

①とにかく観察

似顔絵に限らずですが、まずはとにかく「見て描くこと」が大切です。初めから独自の手法やタッチで完全オリジナルのものを生み出すのは難しいので、とにかく真似てみる。そうすることで対象の思わぬ特徴に気づくことがあります。

②パターンを把握

デフォルメタッチの似顔絵を描く際は特にそうですが、目や鼻や口、輪郭にはいくつかのパターンがあります。このようなパターンの引き出しを自分の中に持っておき、実際に描く際に「この人のこの部分はどのパーツに当てはまるのか?」と意識しながら描きます。

③全体を決めてから

初めからパーツ(目や鼻や口)を細かく描き込んでしまうと後から修正する際に大幅な時間ロスとなってしまいます。まずは全体の位置をおおまかに決めてからそれぞれのパーツを描き込んでいくと全体のバランスも取りやすく、大幅に手直しすることも少なくなります。

知ることでより楽しくなる

「Art Workshop 大人の趣味イベント」には約20名の方に参加いただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

日々忙しなく働いていると目の前のことに精一杯で、なかなか新しいものにまで目が向かないということもあると思います。しかし、イベントを通して参加された方々が純粋に似顔絵を楽しむ様子を見て、新しいことを始めたいと思う気持ちはいつも大事にしていたいと感じました。

なんとなく難しさを感じていたものも、向き合って知っていくと「なんで苦手だったのか」と不思議になるくらい楽しさを感じることがあります。わたしにとっての似顔絵はまさにそうでした。

「自分の納得するものができたとき」「できなかったことができるようになったとき」これらの瞬間は新しいものを知る・体験することで得られる感覚だと思います。
年を重ねるごとに目新しさを感じる機会も少なくなっていきますが、この感覚をこれからも忘れないよう、日々いろんなものに目を向けていきたいと思います。

表現したものをカタチにするなら

似顔絵に限らず、「自分の渾身の作品をカタチにしたい!」という方にはクリエイターズプリントステーションがおすすめです。

クリエイターズプリントステーションでは、自身で制作したイラスト・撮影した写真などをつかってオリジナルグッズの作成が可能です。豊富なラインナップを取り揃えておりますので、ぜひご覧ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?