見出し画像

耳が痛くならないように

メンタルが強い方ではないので、厳しいご指導やご鞭撻は、ぜひともアレに包んでいただきたい。

アレです、アレ。えーと、なんて名前だっけ。


アレとの出会いは、たぶん5歳くらいの頃。

親戚の家で出てきた寒天ゼリーには驚いた。色鮮やかでキレイだった。期待した分、味はそこそこだった。

ボンタンアメもよく食べた。ボンタンアメを知ってしまったせいで、キャラメルの包紙を取るべきものか取らなくてよいものか、よく悩まされたものだ。

そうそう、オブラート。

「デンプンから作られる、水に溶けやすい可食フィルム」

それがオブラート。

僕らの知ってる、うっす〜いオブラート、なんと日本人が発明したものだそうです。

明治初期におせんべい状の「硬質オブラート」が日本に伝わる。この頃は輸入品だったから高価だった。
そこで1902年に医師の小林政太郎さんが柔かいオブラートを生成する方法を開発して、それが1910年の日英博覧会で世界に広まったとのこと。

今年で42歳になったけど、オブラートに薬を包んで飲んだ記憶は無い。
小さい頃、中身が透けてる紙製のちっちゃい袋に入った粉薬を、ダイレクトに口に入れられて飲まされた記憶はあります。
たぶん当時、埼玉にはまだオブラートが伝来してなかったんだと思います。

ちなみに菓子用のオブラートの厚さは40μm、薬用のオブラートの厚さは20μm。どちらも薄い。当たり前か。「μm」はマイクロメートルと読みます。1マイクロメートル=0.001 ミリメートル。覚えておこう。試験に出ます。

最近ではゼリー状のオブラートもあるそうで。そのうちウチの息子もお世話になるのだろうか。

あと、ミシュランで3つ星を取ったスペインのレストランがオブラートを使った料理を出してたそうですよ。

とここまで、オブラートのことについて皆さんによーく知っていただけたと思うので、私のnoteに対してキビしいご意見をいただく際には、しっかりと包んでいただけるものと確信しております。

よろしくねー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?