実録〜こうやって「金の切れ目が縁の切れ目」を味わいました
ロンバケ社長のフジオカです。
今日は私の実体験。私は3回目の起業(今の会社)で上手くいったのですが、それまでの2回の起業では当然失敗してるのでお金を失ったわけ。
そうやってお金を失うと同時に人も離れていくという『金の切れ目が縁の切れ目』がどういう風に起きるか。それを少し語ってみたいと思います。
ちなみに、今日の話は17年前の当時の自分の失敗談。その経験を踏まえて今は当時と同じ失敗は繰り返していないのでその前提で読み進めてください。
まず、起業したての頃は、人はチヤホヤしてくれます。特に当時は『青年実業家』という言葉が流行った時代。
24歳で会社経営に関わるというのは友人たちから見たら凄い事。また、起業している人が集まる交流会などで経営者仲間(と思っていた人たち)も増やしていたので、当時の自分からしたら華やかな世界に飛び込んだと思えた状況でした。
そうやって経営したての勢いがあるときは華やかな集まりに顔を出したりして、一緒に遊べる経営者たちもいたのですが、経営が傾くと状況は一変します。
最初は経営が苦しいことは隠して付き合っていたのですが、どうしても資金的に困り
「一時的でいいからお金を貸して欲しい」
と経営者仲間に頼みだしたところ、
・「困った時はいつでも相談に乗るよ!」と言ってくれてた経営者は着信拒否に
・何度も一緒に遊んだある経営者は会ってくれると言いながら無視され続け
・また別のある経営者は私の悪口をいいふらし
と、お金を貸してくれないどころか私を敵扱いする人まで。ドラマや本などでこういう話を見聞きしたことはありましたが、まさか本当にここまで掌返しされるとは思っていませんでした。
そして、学生時代の友人の一部からも悪口を言いふらされたりと踏んだり蹴ったり。
当然といえば当然なのですが、お金を借りに来るようなトラブルを抱えたヤツというレッテルを貼り付けられました。
こうやって、お金の切れ目が縁の切れ目という実体験を味わったわけですが、こうやって縁を切られた原因は全て自分にあり彼らを責める資格は当時の私にはありません。
ただ、その当時を思い出した時にこういう扱いを受けた大きな反省が一つあってそれは・・・
・経営者たちと表面的な付き合いしかしてなかった
ということ。価値観を共有するような深い付き合いが出来てもいない。しかも、私自身の深い部分も晒すこと無く信用も得てない状態でお金を貸してほしいと困ったら頼みに行く。
そりゃあ、嫌われるのも悪口を言いふらされるのも当然だったなぁと反省し、人との付き合い方を考え直すきっかけとなった貴重な経験です。
ちなみに・・・
その金銭トラブル、経営者仲間は1円も貸してくれませんでしたが、家族や地元の友人達(普通のサラリーマン)の協力で乗り切ることができたので「お金を持ってる人と付き合えばいいって話じゃない」ってことも体感として理解できるよい経験でした。
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