飲み会を節約する人はビジネスマンとして〇〇


ここ数年、FIREという言葉がホットワードとなっていますね。

簡単にいうと、「嫌な仕事を辞めて、運用益で生活をしよう!」というものです。

人によって異なりますが、数千万円から1億くらいあれば無事に引退ができる、みたいな理論ですね。

そのためには、元手となるお金を貯める必要があり、ちょっとした節約ブームな気がしています。

そのため、SNS上では「〇〇な節約術」とか「飲み会を減らして積立投資信託を!」みたいな発信で溢れかえっています。

ぼく自身、投資家という側面があるので、投資自体を否定することはありませんが、いろいろなものを切り詰めてまで金融商品に投資するのは違うと考えています。

それが、この記事のタイトルである「」に繋がっています。

この記事でいう「ケチ=必要以上の節約をして貯金、投資する」という定義にしています。

それでは、なぜケチな人は損するのか?の理由を大きく2つに分けて説明します。

目の前の付き合い<将来の資産を優先

例えば、誰かとの飲みの場を「俺はFIREするために行かない!」と断っていたら、それはつまり、今日会える人との時間よりも将来の自分の貯金を選択しているということです。

そんな人に、人や仕事は集まってくるでしょうか?

決められた仕事を機械にようにこなすだけの仕事を一生していくつもりであれば別ですが、仕事の機会や良質な情報は人によってもたらされます

自分の将来の資産ばかりに目を取られているような人に、良い出会いや仕事のチャンスは周ってくるでしょうか?

もちろん、無意味な飲み会にはいく必要がありません。”お金”だけでなく、”時間”という意味でも勿体無いです。

しかし、一見無意味に見える飲み会でも、思わぬ出会いが広がったりすることもこれまた事実です。

行く前には想像できないような、思わぬ出会いや閃きが、その飲み会に存在しているかもしれませんし、それを事前に予測して判断することは出来ません。

だからこそ、まずは様々な場所に顔を出し、ひざをつけあって多くの人と話すことが大事なのです。

必要以上に節約をすることは、「ぼくは飲みの場の出会いよりも将来たくさんのお金を持っていることが重要です」ということを発信しているようなものなのです。

お金と引き換えに、多くのものを失っているのかもしれません。

ビジネスマンとしてのレベルの低さを証明している?


とはいえ、借金をしてまで飲み会に行くような愚かな人はそんなに多くはいないでしょう….(リクルートには結構います)

でも、冷静に考えてみた時に、飲み会や他のイベントってそんなにお金かかりますか?

飲み会なんて、たかたが1人あたり数千円から高くても一万円くらいでしょう。

飲み会のお金をケチる人に限って、ギャンブルをしたり、無駄な買い物をしたりしています。

これって、ビジネスマンとして自分の経済のポートフォリオを間違えてませんか?使うべきものへの資金を渋って、無駄なものに消費をする。

さらに、今ではクラウドワークスやココナラなど、副業マッチングサービスも普及しており、副業で数万円を稼ぐことはそこまで難しくありません。

資金の使い道も上手ではないことに加え、稼ぐ努力もしない人はビジネスマンとしてどうなのでしょう?

そう考えると、やはり先ほどの話に戻ることになります。

飲み会に行くほどのお金の余裕がない→かといって努力してまで飲み会に行きたくはない→じゃあ将来のためにお金を貯めよう

つまり、「今」という時間ではなく、「将来お金があること」が何よりの優先順位なのです。

お金というものの価値が過去に比べて相対的にどんどん落ちて行く時代に、色々なものと引き換えにセセコラと貯めていくことにどれだけの価値があるのか?考えた方がいいでかもしれません。



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