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■ダンサー人生[第五十三話]

あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■

■ダンススクールへ向かって 6話

振り返ってみると一年間に数回の学内オーディションを受けた。高いレベルのクラスになると、オーディションの際には、課題が与えられ、課題のダンスと、ソロのダンスを披露する。プロダンサーになるという目標を意識すると、流れる曲に合わせたソロダンスで実力を試されることは、容易に理解できた。そして、そのソロダンスの経験値を上げていくことで、プロダンサーになっていくのだろうとも、理解できた。私達の子供達は、初心者レベルのクラスでのレッスンのため、オーディションの内容も大きく異なる。やはり、ダンスの基礎を習得することが一番の目的のため、オーディション内容は、基本的に、当日短いカウントのダンスの振付を振り落としされ、その後、すぐに同じ振付のダンスを試されるのみである。至ってシンプルであるが、身体全身を使った複雑なダンスの動きと、振付の細かな動きとポイントをおさえていないと、オーディションでの合格点をもらえない。しかも、短時間で記憶し、身体の動きで実践することは、以外に難しい。それを子供達は、いとも簡単にやってみせるから、とても感心した。オーディションの後は、子供へのご褒美として、食べたいものを、みんなで食べに行った。そのレストランの駐車場で、その日のオーディションの振付を、子供達から見せてもらい、ビデオ撮影することが、恒例だった。

💕オーディションは、週末のダンススクールのレッスンと普段の自主レッスンの成果だった。                  💕あの大きな夢に向かって。

💕夢の実現3年前のことだった。

💚人を愛するポイント💙         ●プロダンサーを目指すならば、オーディションの課題やステップレベルのクリアを意識して、普段の自主レッスンにも盛り込んでみる。人前でダンスをすることにも、慣れが必要だ。

第五十四話に続く

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