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■ダンサー人生[第三十五話]

あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■

■仲間の出会いと別れ

 私は、素晴らしい愛に溢れたチームのメンバーで幸せだ。             人は皆、生きることに必死だ。そのためには、好きなことも、諦めなくてはいけないことだってある。             毎年、冬になると、よさこいを脱退する仲間がいる。そして、春には新しい仲間が増える。                  チーム立ち上げの頃からいるメンバーは毎年見る顔ぶれだが、チームを去っていくメンバーは、どことなく寂しげだ。       よさこい活動にはお金がかかる面が無視できない場合だってある。衣装代、遠征代に、スポーツ保険費用などである。       イベント活動が活発なチームの場合は、イベント出演料がチームに入る。この資金をメンバーの遠征費用や保険費用にあてたりすることで、ダンサー個人の負担額が多少軽くなるが、それでも負担額がゼロにはならない。 よさこいはあくまでも生活費用を除き、余裕のある範囲でまかなうしかない。     よさこいダンサーを本業として、生計をたてることは出来ない。           毎年、継続してチームに所属することができたことは、私自身は大変恵まれていると思った。                  よさこい仲間は、私の人生において、偶然ではなく、必然的に出逢った大切な仲間。一年間だけでも、同じステージ上でよさこいができたことに感謝している。

💚人を愛するポイント💙         ●出逢ったダンサー仲間に感謝する。

第三十六話に続く

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