高校教師になって思う大学教授の大変さ
課題の量に「こんなにできないよ〜むりむり〜」と駄々を捏ね始めたり。
校内でスマホ使用がバレて失踪して、教員総動員で捜索したり。
生徒用タブレットのホーム画面をエロ画像にして謹慎処分食らってたり。
高校教師を一年やって、生徒に対してこう思うことがしばしばありました。
「しっかり頼むぜ高校生…!」
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いったん脱線するんですけど、さっきまで大学時代の友人とオンライン飲み会をしていました。
そしたら、その中のひとりが「フジモト君〜、リタイアしてもらいます」と、ある教授の物真似をしてきました。
ええ、コレは仲間内では鉄板ネタでした…。本当に。
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大学時代、お世辞にも出来のいい学生とは呼べなかった僕。
総合成績もギリギリ中間行ってたかどうか。
そんな僕が特に苦しんだのはフランス語の講座でした。
なんでって単純に苦手でした。男性名詞・女性名詞とか勘弁してほしかったです。
授業始めに必ずやる小テストがあったんですけど、それもそれはもう悲惨で。
それで、悲惨な点数を撮り続けていた結果、教授にこんなことを言われました。
「フジモト君?次の小テストもこんな点数だったら…リタイアしてもらいます」
「えっ、何?いつの間にデスゲーム始まってた?」とツッコミを入れたくなるようなフレーズをぶち込まれ、突如崖っぷちに立たされたフジモト。
次の週から必死こいてフランス語勉強しました。それでも毎回及第点…って感じでしたけどね…。(限界)
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とまあ、フランス語の問題児だった僕。
今になったらその教授の気持ちが痛いほどわかります。
そんなに難しいテストじゃなかった(らしい)ですからね。
「このくらい頑張ってよね、大学生?」と思っていたはずです。
他にも授業中に堂々と教室から逃走したり、全授業欠席でテストだけに受けにきたりとか…色々な大学生がいて、色々な教授がそれを見る度に呆れていたと思うんですよ。
その呆れ具合と言ったらもう、高校で自分が感じていたものの比ではないだろうなと思ったり。
それでもって、高校生なんて教室から脱走したりしないだけまだ可愛いんだなと思ったり。
大学教授ってのは、高校教師以上に「しっかりしてくれよ」に直面している大変な仕事なんだろうなってのを今更ですけど実感しました。
それではまた。
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