見出し画像

元高校英語教師はなぜか算数を教えていた

お久しぶりです。いや案の定、前回投稿から間が空きましたね。

そういうわけでお初にお目にかかる方と名前を忘れてしまった方のために名乗らせて頂きます。私、名をフジノートと申します。去年まで高校で英語教えていました。辞めて海外行こうとしたら出国できなくなってニートと化しました。よろしくお願いします。

とまあ、早速本題へ。前回記事の最後に「明後日バイトの面接に行ってきますので次回はその報告を」みたいなことを書いた記憶があるのですが…しっかり2週間くらい経ってますね。いやまあ、色々と訳があってですね…。

「そもそも何の面接に行ったんだよお主?」という疑問からお話ししましょう。

「元教師ってことから推察するに塾講師でしょ?」

と、見せかけて家庭教師です。

何で?って理由は様々で…

①8ヶ月のブランクがあっていきなり登壇は多分無理!一回1:1で慣らしたい。

②集団より稼ぎ良さそう!(偏見)

③集団よりホワイトな気がする!(偏見)

などなどです。

それでまあ面接に行きました。会場は個別指導塾の教室家庭教師専門かと思っていたら、個別指導塾の経営もしているということをここで初めて知りました。ここの教室長と面接をして、テストを受けて合格。「さあ!働くぞ!」って思ったのですが…

案件がない

そう、自分が住んでいる地域は(不幸なことに)塾の楽園。家庭教師の案件メールがたくさん届くのですが、家の近くの案件は文字通りゼロ。全部電車で片道2時間くらいかかる場所の案件ばかり。片道2時間かけて1時間教えて2時間で帰ってくる…そんなコスパの悪い話ないですよねホント。

しばらく待ってみたものの結局都市部と片田舎の案件しか来ず。ほとほと困り果てた僕は面接時に教室長に言われた言葉を思い出しました。

「もし案件見つからなかったら、ウチの教室で働いてみない?」

そういうわけで、3日前に改めて教室を訪問。

教室用の研修を受け、実際に模擬授業へ。「僕を相手に15分くらいやってもらうね」と教室長。範囲は不定詞。8ヶ月のブランクを抱えながらもいざ出陣。

模擬授業開始から3分。いざ始めると意外とイケる。何やかんや1年先生してただけあって紐解き方とかは身体が覚えていました。

「あ、もう大丈夫」と教室長。

(あれ?なんかやっちゃいました?)と一瞬硬直するも「完璧。これ以上は平気だよ」と。「ありがとうございます」と返すと「早速今日から、授業しちゃおうか」と教室長。随分とまたいきなり…と思ったけれど、英語を教える感覚もそんなに鈍ってないし、この感じなら案外行けるかも…

室長「算数ね」

僕「へ?」

長「さんすう」

なんで?いや、ちょっ…本当に数学は無理だぞ?(高1の数A定期試験8点)

僕「いや、自分数学が致命的に苦手でして」(必死の抵抗)

長「いやいや、数学じゃなくて算数体験入塾の6年生に

僕「体験入塾?」(しかも小学生?)

長「今晩来るんだ。藤本先生に任せたい!」

ほら、このレベルだから!とテキストを渡される。

菱形の面積の求め方?概数?何それ…?(ポンコツ)

僕「いや、本当に辞めておいた方がいいですよ!」

長「大丈夫だ!小学生への指導は指導技術というよりもコミュニケーションだから!」

教室長!それは一般的な数的処理能力を持っている人間に限ります!!!!!!

どういうわけか結局授業をすることに(白目)

おいおい、本当にどこでボロが出るかわからんz…

完遂(奇跡)

驚いたよ本当に。意外と行けるんだなって(…ここだけの話、体験入塾で来た子が誠に優秀であったために、8割以上解説いらずで問題を解けてしまったことに助けられた感は否めない)

満足した様子でお帰りになられました…(入塾してもこれ以上指導できる気はしないけど)

とまあ、戦慄のさんすう教師デビューを果たしたわけですが、これからの担当生徒についてはまだ未定。果たして英語教師に戻ることはできるのか、はたまたさんすうの先生になってしまうのか…続く。

あまりにもnoteのブランクが空いてるためにぐちゃぐちゃな文を書いてしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。また、何かあったら逐一記録していく所存でございます。よろしくお願いします。

それでは。

いつもありがとうございます。サポートは水族館の年間パスの購入費に使われます。