悟いペテン師

富士の麓に住む悟いペテン師です。基本的にテキトーなことしか言いません。

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    わたしの戯言をまとめています。

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    わたしと猫の「ものがたり」です。

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オシムの言葉とその未来

2022年5月1日、イビチャ・オシムさんが80年の生涯を閉じました。謹んでご冥福をお祈りします。 このブログではサッカーの話題など出してこなかったので、急に「オシム」と言われても「ぽかーん…」な人もおられると思うので、簡単にオシムさんについて説明します。 オシムさんは、サッカーの日本代表やJリーグのジェフユナイテッドでも活躍したサッカー指導者・監督です。いまは消滅してしまった国である「ユーゴスラビア」の最後の代表監督であり、少し前のサッカーを知る人なら誰でも知っているであ

    • 好きな街。大船。

      ※この投稿は、はてなブログの「今週のお題」に合わせて投稿したものを転載したものです。 今週のお題「好きな街」 わたしの「好きな街」、それは「大船」です。 「大船」は神奈川県鎌倉市にある街で、その玄関口である「大船駅」は鎌倉市と横浜市をまたぐという何とも不思議な場所にあります。わたしは大船に住んでいたといっても、その実態は「横浜市」側に住んでいた人間です。ただ、周りの人には「鎌倉に住んでいる」と言っていました(ただの見栄っ張り)。 その頃のわたしは恵比寿で働いていました

      • 猫とわたし。わたしと猫。

        午後六時半。いつも通りの時間に家に帰ると、今日もチコが出迎えてくれた。 「にゃー」 「おかえりなさい」と言っていてほしいが、たぶん「帰ってきた!かまえ!」だろう。 チコは、2年ほど前から家猫になった。いわゆる家の中だけで過ごす猫だ。ただ、それ以前は外にも出ていた。富士の麓の片田舎だったわたしの街は、近くにイオンができるほどの地方都市に発展していた。 家を出ると2日ほど帰ってこない。帰ってくれば、どこでされたのか家を出たときとは違う首輪をしてくる。足を引きずって歩いてい

        • 通勤のディストピア

          いつもの時間、いつものように自転車で駅に向かう。肌で感じる風にはユートピアを感じたが、ふと視線を歩道に向けると、魂の抜けたような顔をした人たちがマスクをして歩いている。一見すると幸せそうな家族連れだ。しかし、わたしには、その家族連れがマスクをしたアンドロイドに視えてしまう。 駅の駐輪場に自転車を止め、200m程の道を進んで駅に向かう。ここにもマスクをした多くのアンドロイドが歩いている。さらに、そのアンドロイドは、マスクをしない人間に視線を向けるようできているようだ。 アン

        オシムの言葉とその未来

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        記事

          スポーツ界を覆う日本の闇

          最近話題になったものだけでも色々ある日本のスポーツ界。何十年も続けてきた悪い習慣が一気に噴出してる感もありますが、表に出てきているのは一部な気もします。全国を見渡せば「わたしのところも」というところは多くあるはずで、「こんなことをいつまで続けるのか…」とも感じます。 スポーツにおける暴力や威圧の問題は、なんとなくで「時代だよなー」で片付ける人も多いのが現状です。特にOBなどの反応は顕著で、傍から見れば”老害”としか思えない反応をします。こういう人たちが組織として上位の立場に

          スポーツ界を覆う日本の闇

          これからの死生観

          "学問する人のポータルサイト"という謳い文句の"トイビト"というサイトがあります。そんなサイトを眺めていたら、以下のような記事がありました。 わたし自身は、"死生観"ということについてあまり発信をしたことがなかったのですが、ちょうどいい機会ですので、ここにぶちまけてみたいと思います。 いきなり"日本"という主語の大きな話題から書きますが、日本人の死生観は、新型コロナウイルスの対応がなんとなくで続く中で、徐々に…そして確実に蝕まれています。 現在、「家族の死に目で手も握れ

          これからの死生観