藤紫

しがない垂れ乳

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冬の記録

冬がやって来た。来ている。 例年通り、絶不調、真っ只中。 同じ生活なのに、別の生活になる。 同じ出来事なのに、別の出来事になる。 物事の捉え方が悉く悪い方へと行ってしまって、どんどん苦しくなる。 落ち込むし、焦るし、自分が嫌いになるし、人のことも嫌いになるし。 診察も、ずっと同じことを言われていて、同じ言葉なのに、悪い方に勘ぐる。 同じことを言われていることは分かっているのに、勘ぐる。 判断力が鈍っているのに衝動的なのはあまり変わらないから、危ないったらありゃ

    • がまんがまんがまん

      「みんなそうなんじゃないかな...?」 自分が感じたこと、不安に思ったことに対してこう思うことが多かった。 「周りの声が聞こえると、焦ったり、嫌な気分になったり、気になって自分の作業に集中できない。 ............ ............ ...でも、みんなそうなんだろうな。みんながまんしてる。私もがまんしなきゃ。」 自分を抑え込んで、全ては自分の努力不足のせいだと思っていたときは、でも、でも、でも、だった。 どうなんだろうか。 「あの人の話し方のトーン

      • 見えるもの見えないもの

        昨日小さな幸せがたくさんあった分なのか、今日は良くないことをカウントしてしまう。 朝起きて、変な寝相をしていたのか、肩と腕がバキバキだった。 痛い。 そしてとあるコンビニの店員さん、何回か前から私がお店に入ると、私のすぐ近くの棚を陳列したり、セルフレジ横の何かをいじったりする。 この人は怪しい、なにか良くないことをしそうだ、と思われているのだろうか? いや、これは認知の歪み? 私がヘルプマークをつけているから、困っていないだろうか、困っていたならすぐに声をかけられ

        • 見知らぬ大人

          買い物終わり、停留所でバスを待っていると、親子連れがいた。 2歳くらい?もっと小さい? ユニクロの大きすぎる紙袋を持った子。 もう、ぐにゃぐにゃ。 座るの嫌、抱っこも嫌、地面にぐにゃぐにゃ。 座るでもなく、ぐにゃぐにゃとしか表せない。 お母さん大変そうだなぁと思った。 実際どう思ってるかは分からないけど、一生懸命何かに意識を向けさせようとしている姿に、少し力になりたいな、と感じた。 子どもは可愛いとは思う。 けど、可愛さから動いたというよりかは、お母さんの気持ちが楽に

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          広がって、輪

          私は身近な大好きな人が困っている時、少しでも力になれたらいいな、と思っている。 力になる事ができた時、幸せを感じる。 ただ、信頼関係がない人、情報が少ない人に対しては、自分を守るので精一杯になるからできない。 自分を守る?保つ? だから、自分の身近な人たちの力になることができれば幸せで、それが私の使命かな、と思っている。 昨日、そこに新たな考えが追加された。 私が伝えた「何か」が、身近な人からまたその人の身近な人に伝わって、その輪が広がっていく。その輪が広がるにつ

          広がって、輪

          しがない垂れ乳は

          湖池屋のじゃがいも心地を無心に食べている。 素直で、真面目で、チャーミングで、一生懸命生きているクラスメイト達が幸せになれる世の中になったらいいなあ、と思いながら食べている。 そんな世の中にはならないだろうなあ、と思いながら食べていた。 せめて、苦しむことのない環境に、搾取されない、利用されない、馬鹿にされない、そんな環境に辿り着けますように。 ごちそうさまでした。

          しがない垂れ乳は