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日記:傷心と日帰り愛知旅

そもそものあらすじ

今年の4月は人生最悪の滑り出しだった。と断言していい。
端的に言えば、SideMのソシャゲであるサイスタ(1歳6ヶ月)がサービス終了を発表した。この件の何がどうSideMのPたちの心を乱したかは省略するが、とにかく史上まれにみる滅茶苦茶な感情になった。
こういう推しジャンルの有事にどう立ち向かうかはオタクそれぞれだと思うが、自分はとりあえず一時的にSideMを遠ざけていた。5月に入った今では普通に315プロナイト(声優陣のラジオ)とか曲も聴くが、数日はPを多くフォローしているツイッターアカウントとかもほとんど見ないようにしていた。

しかし、そこは残念な情報中毒オタクのこと、すぐに退屈になった。というか、暇になれば種々のネガティブが心を支配しかねない。それで空き時間を埋めるためにまず開いたのが。

何かに取りつかれたようにエビ中のMVやライブ映像を貪っていた。文字通り毎日何かを見ていた。しまいにはエビ中と全然別の界隈のアイドルのワンマン(最高であった)を見に行った夜でさえ、エビ中を聴き漁っていた。そこは件のアイドルの曲を聴けよ。
ここ数年の自分にとってはSideMとエビ中がオタク人生の二本柱みたいなところがあるから、自明といえばそうではある。
そうやって動画を貪り、サブスクでも曲を聴きまくり、音楽ナタリーの過去のインタビューなども読みまくっているうち、猛然とエビ中に会いたくなった。

これ↑を投稿した時点では7月(今やってる春ツアーの最終公演)まで現場予定がなかった。この数日後にぽーランド(推しメンである小林歌穂さんの生誕ソロライブ)は無事ご用意されたが、グループ全員を見るタイミングは用意していないままだった。そうこうしているうちに新シングルリリース記念のフリーライブが終わったり、TOKYO DOME CITY公演がソールドしたりしていった。
4月も折り返し、SideMを取り巻く環境はどうなっていたかと言えば、はっきり言って無風に近かった。SideM以外のアイマスの動向も相まって、もどかしさはつのる一方。ちくしょう、いっそパーッと遠出でもしてやろうか。
……などと考えながらエビ中春ツアーのチケットの状況を見ていた。案外ゴールデンウィーク中でもまだ買えるところがあった。福岡…は急に行くには遠すぎるかもしれない。あとは盛岡に愛知…愛知か……

こういうときだけ瞬発力がある

というわけで、半ば突発的に春ツアー愛知公演を一般販売でGETし、そのまま新幹線のチケットも手配した。日帰りである。

4月から5月へ

愛知行きを決めたあとも、相変わらずエビ中の曲や動画は沢山見ていた。前述のとおり新シングルが出たタイミングだし。新曲とても最高ですありがとうございます。
2019年ファミえんの「元気しかない!」など、何度見たかわからないほどだ。サムネ天使かよ。

SideMに対してはなんやかんやありつつも、やっぱりアイドルたちへの愛はまるで潰えていないな~と実感した。そう思ったきっかけはLegendersと神速一魂の新曲の試聴が来たことだった。4月においてはぶっちゃけ貴重ないい思い出である。

とはいえこれからのSideMはどうなるんだ?と思うことも多々あったのは事実である。そうやって感情があっちこっち行っているうちに、(↑の試聴より前かもだが)愛知公演の座席が確認できるようになった。

5…階…???
今まで遭遇したことのない数値で思わず二度見した。もしかしたらアリーナが3階とかかもしれないし、と思って調べてみた。

ちゃんと1階席からありました。
一般販売とはいええらい席だな、とは思ったが、逆にここまでくれば面白い光景が見れるんじゃないかとすぐに思い直すのであった。ちなみにネタバレすると、想像していたよりは普通に表情とかちゃんと見えた。そりゃそうか。

いざ愛知

5/5、意気揚々と愛知へ向かう。
直前にツイッターで「東京駅の新幹線ホームが激混みでやばかった」みたいな情報を得ていたので、恐れをなして新幹線の乗車駅(東京ではない)に早めに入る。幸い、とんでもない人混みとかはなくのんびり乗車。寝不足気味だったので8割ぐらいうたた寝していた。

名古屋から地下鉄で栄に移動。この行程こそ一番混みまくりであった。約5分とはいえ、通勤ラッシュと大差ないレベルの乗車率をくらった。弾き出されるように降車。適当に地下街や地上をうろついた。

どっかから見た大通り
ご当地感なさそうなラーメン。おいしかった。これ待ってるときにファミえん(恒例の夏ライブ)発表されてむせた

昼食ののち、13時開始の物販目指して会場に向かう。実はまだ現体制ver.のペンラを入手していなかったのでそれはマスト。普段あまり当日物販を利用しないものだからギリギリに行ったらけっこうな列。ぬかったか?と思ったが、無事ペンラは買えた。同時にTシャツやタオルなんかも確保。
グッズを手に入れたあとは一旦会場を離れ、そこから徒歩数分の距離にある中部電力MIRAI TOWERを訪問。現在は終了済みだが、昨年の秋にSideMとコラボしてくれて、とても可愛いクラファのアクスタなどを出していたのである。

マスコットキャラクターのウエミーヤくん、9/18生まれだったんか


岐阜出身の担当アイドル(をモチーフにした鳥の公式グッズ)を連れていった


岐阜方面が見えるかい?

タワーを堪能したあとは軽食をとり再び会場へ。5階席の高さに面白くなったり、セトリに思いを馳せたりしながら開演を待つ。余談だが、個人的にはセトリ予想というのは実際のライブでいい意味で裏切られるまでが楽しみだと思っている。だとしても、その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE ~牙ヲ穿テヨ~ BATTLE MIXとかかほりこの友情ラブレターとかぶち込まれた日には情緒がいい意味でアッパラパーになったが。

~以下、わずかにセトリやネタバレが漏れているライブ感想~

メンバーのブログなどからアゲ曲多めっぽいことは知っていたが、それにしてもすごい内容だった。開幕3曲の時点でエネルギー量が半端ない。このセトリについてきてるエマユナすごすぎん?
何より久々の声出し可能ツアー、テンションが上がるのも当然である。ココユノノカやエマユナの名前をコールする瞬間はマジで高まった。
10人になってから初披露の曲もまだまだ多く、このパート○○になったのか~とか考えていちいちニヤニヤしていた。道連れされた。
愛知ということでゆのぴの地元愛にも和んだ。自身の地元は「何もない」って言ってて吹いた。
そしてアンコール2曲目、今ツアーでは「セトリガチャ」と称して毎公演異なる曲をやっているらしいのだが、曲名出た瞬間息を呑んで喉から変な音が出た。申し訳ない。いやだって大学芸会も踏まえたうえで改めて10人勢ぞろいでアレ歌ってる姿は胸アツでしょうって。
5階席の高さとか関係なく10人分の気合はダイレクトに届いたよ。絶対SSA行こうな!!
何よりメジャーデビュー11年おめでとう。メンバーごとに時間はそれぞれだけど、続けてくれてありがとう。

~ライブ感想ここまで~

終演後は余韻に浸る間もなく退場し名古屋へ向かう。マックで夕飯を済ませ、ささやかなお土産としてぴよりんさんのマグネットを購入し帰路へ。帰りの新幹線の時間がちょうど21時台あたりだったので、寝落ち防止も兼ねて315プロナイトを聴いていた。前週まで1ヶ月にわたって再放送だったので、ちょっと久々の新録回だ。
散々言ってきたように最近のSideM周辺はいろいろあったけれど、そういう諸々を感じさせない通常営業のプロナイトだった。315学級会のときは車内で笑いださないよう必死になった。出演メンバーもたぶん思うところはあるんだろうけど、いつも通りに振舞ってくれることでずいぶんと癒されたのだった。ありがとうございます。

エピローグ

実は、愛知行きの3日前に起きたことを意図的に省略していた。

ここで何が発表されるのか、この記事を書いている今はわからない。何をどれくらい期待していいのかも図りかねている。それでも、SideMの未来を繋ぎたいと思ってくれている人々がいるという事実は心に留めておきたいと、そんなことを思うのであった。楽しくなりてえな~~~

最後に、何度か言及したエビ中の新シングル「kyo-do?」の歌詞をちょっとばかり抜粋する。

10年経っても愛してたいから 君と自分もね

私立恵比寿中学 kyo-do? 歌詞 - 歌ネット