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医師のMS法人活用【資産管理会社の基礎シリーズ⑤】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

それなりの規模の病院を運営されていると、MS法人を作りたいと考えるケースが多いと思います。
今回はMS法人に関する基本的な内容について解説します。

(1)MS法人とは

MS法人とは「メディカル・サービス法人」の略です。
病院運営にかかる事業を行う法人で、普通の株式会社などの法令上の医療機関でなくてもできます。医師の方が資産運用や相続対策のために設立する法人で一般的な資産管理会社です。

代表者は、基本的に医療法人に関わっていない人がなることになっており、お子様が代表者になることが多いです。

(2)設立する意図

医療法人は医療行為を行うことを主目的として設立される法人のため、
金融投資や不動産投資などの医療行為以外の営利目的の事業を行うことができません。

このような医療法人特有のデメリットを回避するためにMS法人を設立します。

(3)どのように使うのか

MS法人は建物や医療設備を所有して医療法人(クリニック)に貸し出したり、医療法人の人材や社員を一時的にMS法人で雇い入れ、医療法人に派遣したり、事務業務の受託や、医療機器・備品のリース等を行ったりすることで、医療法人から一定の収入を受けることができます。

医療行為以外の業務を医療法人に提供することによって、医療法人から賃料や業務委託料をMS法人が受け取り、それを売上げとするのがMS法人です。

(4)資産運用について

MS法人は株式会社や合同会社なので、自由に資産運用ができます。
株式・債券・ヘッジファンド・不動産など、どのようなものに投資をしても良いです。

幅広く投資が可能で、余剰資金を有効に運用できるのが医療法人との大きな違いであり、メリットです。

さらに基本的にMS法人の株主はお子様なので、お子様名義で資産が増加していくことになります。
医療法人からMS法人への資産移転ができ、お子様名義で資産が増えていくので、資産承継対策にもなるのがMS法人の基本的なイメージです。

以上、医師のMS法人活用についてでした。
他に資産運用に関する記事を書いています。
以下のリンクが目次になるので併せてご覧ください。

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