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忘年会をオワコンにしていいのか

忘年会の予約低調、どうして? 「業務に必要なら」企業は容認
https://news.yahoo.co.jp/articles/c930ac9e65fdb4d2b42d16c606f7a5a2fb0c47a4

忘年会シーズンに突入するが、予約は低調とのことだ。

コロナ影響をまだ引きずっていることもあるようだが、そもそも「忘年会いりましたっけ?」という声も多いようだ。

お酒が苦手な人や下っ端で準備をする人に取っては忘年会は迷惑この上ないシロモノだろうし、飲みたい人と飲めばいい。という考えもあると思う。

ただ、私の考えは異なっており忘年会(忘年会に限らずこの種のイベントは)定期的にやった方がいいと考えている。

仕事をする上で1人で仕事を進めることは少なく、色々な部署やレイヤーの人と一緒に物事を進めることが多い。

その中には正直ウマが合わない人も多いだろうし、普段全く接点がない人も多い。

ましてや今はテレワークが浸透しつつあり、用がある時に決まった人と話すことに限定されがちだ。

それは効率が良く合理的でもあるが、「偶然の出会い」や「部署間を跨いだコラボレーション」が生まれない。

これはマイクロソフトのテレワークレポートでも指摘されているように閉じた世界。決まった人とは密になるが、それ以外の協働が生まれないことにより仕事の進め方に弊害が出ているとのことだ。

ようは忘年会に限らず、今まで接したことがない人とは用があるから会うのはもちろん、用がなくとも会って話を聞いたりすることがビジネスを進める上では極めて重要で、そうしたきっかけとして忘年会は1つのいい理由だと思っている。
(忘年会に限らずイベントでも別の仕掛けでも「普段とは違うコミュニティの人と話すること」が重要だ)

もちろんそうした会にはつまらない会や(失礼ながら)つまらない人との出会い。ハズレも一定割合では出てくるが、それも引っくるめて、見知らぬ人や部署と出合いを求めていくことは、すぐ何かあるわけではないが重要だと思うわけで(プランドハップンスタンスとも言われている)こうした場は歳を重ねると億劫になる傾向にもあるが、今後も積極的に求めていきたいし、忘年会や社員旅行など旧態依然とした制度にはいい面もあると思っている。

皆さんはどうお考えだろうか?

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