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文読む月日 1月3日

SEMENTOS Gt.Vo / NINE SPICES 店長の藤村です。
これを書いてるのは目下、緊急事態宣言前になりまして、年明けからいきなりNINE SPICESでてんやわんやしてます。

読まれる頃には2月になっているんでしょうか、一体どんな風になっていることやら。

なんて考えても仕方ないし、1月の自分がおそらく何とかしてくれているんでしょうということで、前回に引き続き人生のバイブル本の片割れのもう一冊を紹介したいと思います。

ドイツ生まれでスイスの文豪、ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」です。訳は高橋健二さん。
シッダールタというは仏陀の出家前の名前ですね、内容もシッダールタが悟りの境地に至るまでの話を書いています。

作中では、仏陀は既に悟りを開いたシッダールタとは別の人物として描かれています。
シンプルにシッダールタが如何にして境地至るのかがとても面白いです。
とにかく悟りを開くために色んなことを試しているんですよね。

この本の素晴らしいところは、自分で道を切り開いていくしかないんだというメッセージが強く込められているところかなと自分は思っています。

人にはその人にあったやり方がある、あの人はこうして成功したから、自分もそうすれば成功するとは限らないってことですかね。
盲信的にならずにしっかり自分で考えて行動し、経験して、自分の道を見つけたいと思うようになりました。

当たり前のことかもしれませんが、20代の中盤の頃の自分にとってはやる気MAXになった一冊でしたね。
紹介したバイブル二冊は、自分の音楽によく表れているように思います。

どっちも最近読んでなかったのでまた読み返したくなって来ました。原点回帰。

もう完全に本の話する流れに自分でしてしまったので、新しい本も読んでこうと思います。

ではまた来月、よろしくどうぞ。

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