一般社団法人まなびぱれっと とリリース出しました!
一般社団法人まなびぱれっと と連携のリリースを出しました。探究学習の研修開発を行い、先生方や企業、大学生などが深く探究を学んでいける場を作っていこうという取り組みです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000087341.html
経緯は1年半前に遡りますが、Foraが2021年4月に探究教材をリリースした後、ぜひ教材開発や探究学習の指導者向けの取り組みを一緒にやろうということで、スタートしたのがきっかけです。まなびぱれっと代表のしのぶさんと議論を重ね、大枠や目指したいこと自体はすぐ決まりつつ、実際のコンテンツを練り込み、1年半ほど構想を温めながらリリースに至りました。
キャリア教育でも個人探究(マイテーマ探究)でも、子どもたち/生徒たち一人一人が自分のテーマと問いに向き合い、まさに一人一人違い個別最適なテーマを扱うのが特徴です。だからこそ、教えすぎず、引き出すだけでもなく、生徒に合わせて教員側の役割を柔軟に変化させていくような姿勢が指導者側に求められることが大きい。それが、Foraが学校の探究を支援したり、しのぶさんが大人1,000人と出会う板橋第10小学校での実践に取り組むなかで、感じる問題意識の根底にあるものです。
板橋第10小学校での実践に視察させてもらったときに印象深いのは、生活指導の実践でした。ケンカも起きれば、集中力が続かない子もいる中で、すごく生徒を見て、生徒にあった表現で、生徒のタイミングに合わせて指導します。その上で、子どもだからと期待値を下げすぎず、期待も込めて指導をしつつも、なにをどう考えたら良いかを整理し現状やこれからにしっかりと向き合ってもらう。そのような向き合い方が、まさに子どもたちの一人一人の成長に繋がるのだということを感じていました。。
これは、探究においても重なる部分があり、まさに一人ひとりが違うテーマで、違う問いと仮説を持ち、検証計画を立てます。その上で、探究上の課題がなにで、これからどんな課題を克服することが大事なのかを伝えます。そして、それぞれの段階に応じたフォローを行います。そんなあり方と重なる部分があり、ぜひ一緒に頑張っていこうと繋がったのだと改めて思います。
実際のコンテンツ開発では、そんな、しのぶさんが集めた探究チームの皆さんに、まずはForaの探究教材を2か月かけて行なってもらい、実際の探究を重ねながら、様々な質疑応答や議論をさせてもらいました。個人的にはここのプロセスが本当に楽しく、指導経験豊富な 田村 直宏、 小泉 しのぶ 、教育に強い問題意識を持つ 高橋彩希 、 服部百恵 Naoki Aida と探究議論させてもらってました。そこからは、文脈を先生方が受けるならばということで、コンテンツ開発の議論を行い、ようやくリリースさせてもらうことになりました。
これまで教育委員会での研修会や、すでに何回かイベントも実施させていただきましたが、高校の先生のみならず小学校の先生方も参加してくださり、「わくわく型探究」「もやもや型探究」の話や探究審査員ワークなどを実施して評価いただいたり、すでに今年夏には学校を超えた校外研修も依頼いただいたりと、少しずつ大事に展開をしていければと思います。
あと、余談にはなりますが、まなびぱれっととご一緒させてもらう中で、すごく人の可能性を信じているところが個人的には惹かれたポイントです。いまだけを見るのではなく、その人の将来を見据えて、ときには厳しくも関わることも。だからと言って、いまを犠牲にするのではなくこの瞬間を大事にしていくこと。そしてなにより、人間な魅力に溢れる皆さんがそれぞれが輝ける雰囲気で楽しそうに関わっているいる点は、僕がこの1年半ほどで学ばせてもらった気がします。今年2月のしのぶさん誕生日のサプライズも、探究チームの皆さんのおかげでした(良い動画なので、ご覧ください!)https://www.facebook.com/shinobu.koizumi.14/posts/pfbid03E1upgVvahncgLvSxdtUPNjb5ktCENyrCrV2wEjTgVjT3iFgsVQGn5cKMt2wSV35l
Fora社内も、そして社外の皆さんとも連携しながら、インパクトを見据えつつも丁寧さをできるだけ忘れず、着実に広げていけるように頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします!
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