冒頭10分間を観てもらった結果。
いよいよ明日となりました。
本作品"DieAter2 PANDEMONIUM"
ただただ駆け抜けるように撮り続けてきましたが、無事に公開、それも映画祭にて公開という結果は、ありがたいことです。
内容もそれなりに衝撃的なので、難しい判断だったかもしれませんが、この作品を「映画にしてくれた」皆様に改めて感謝いたします。
冒頭10分間の感想
先日、たくさんの方々に冒頭10分だけ観て頂きました。その感想を抜粋しながら紹介していきます。
わずか10分でしたが、様々な感想が届きました。ありがとうございました。
当事者のインタビューを通じて、摂食障害のリアルを知れる。そのリアルを知らなきゃ、知りたいと思った。
出演者、撮影時間を作るなんて、それだけでルーティン族には命がけ。それらを映画にした監督も命がけ。
多くの人が"楽しい"と考える"食"に苦しんでいる人々がいる。誰にも理解されず、一人孤独に自身の身体と、心と戦っている人がいる。
心の辛さを、身近に感じる。すぐ近くの誰かが苦しんでいるのかもしれない。
監督は「このような病があることを知ることが出来ない」とおっしゃっていました。今もまだ知っているとは言えないほど、摂食障害というものは深いものだと感じます。まさに深淵。
知ったうえで考えないことはもっと罪深いと思いました。当事者であろうとなかろうと、考え続けることはやめてはいけないと思います。
摂食障害についてわたしもよくわからなかった。無関係だと思わないでって本当にそうだと思うよ。一人一人が理解するようになれたら変わると思う。
摂食障害ってガリガリの人のことでしょ?スタイル良くなりたかったんでしょ?と思ってる人に見てほしいよ。外見からはとても分かりにくいこと、食べることに苦しんでいる人がいること、あなたの周りにも"普通に"いるかもしれないこと。そういう作品。
摂食障害ってなんとなく知ってたけど、きちんと知らなかった。冒頭10分でわかったのは、身近にいても分からないかもしれないということ。
痩せたい人がやるのよね?いやいやそんなことない、いたって普通に見える人達が摂食障害になっているという驚愕の事実を知った。みんななりたくてなった訳じゃないんだろうな。きっかけはほんの些細なこと。周りが気付けるか気付けないかスレスレのところで日々戦っている人がいるということ。
正直観るのが怖かった。まだ私は摂食障害の一部を知っただけ。でも私が思う摂食障害の想像をはるかに超えていた。正直理解するには時間がかかるだろう。ただ摂食障害を知ることで、当事者との関わり方は変えられると思った。
摂食障害のことはなんとなく知っているつもりだったけど、本当につもりだったことが10分でわかった。驚いた。なんと言えばいいんだろう。摂食障害の人はすぐそばにいるかもしれないし、理解したいと思った。
この映画に出ている人達は本当に勇気がいったと思うし、当事者にしか分からない苦悩がとても詰まっているドキュメンタリーだと感じた。知っているようで全く知らない、知ろうともしていなかったんだって10分で考えさせられた。
摂食障害は特別な病ではなく、誰でもなるかもしれない、周りの人がなっているかもしれない、ある意味身近な病気だと思います。症状は人それぞれで正確に理解することは難しいけれど、知ることは大切だと思いました。
受け取り方、感じ方は人それぞれだと思いますが、観る前と後では、きっと考え方が変わるはず。
良くも悪くも摂食障害の混沌とした日常に入り込んで胸の奥から苦しくなる。そんな非日常のような日常を撮ったドキュメンタリー映画です。
役者や専門家ではなく、摂食障害と生きる当事者の声、姿を見てこのテーマに触れることは、知るきっかけとしてもこの上なく有意義ではないでしょうか。
出演者の方すごい。話せることが凄い。
たぶんみんなが想像しているより、当事者達は「普通にみえる」(普通という概念がそもそもよくわからんけど)。痩せたいというのもただの入り口くらいで、その先はあんまり関係なさそう。
ただどうすればいいのかわからんので、結果的に抜け出せずそのまま続いているという感じがする。
危ない綱渡りをしながらも笑顔を魅せる彼女達の儚くも健気な様子に私は苦しくなった。苦しくも引き込まれた。刹那に切り取られた彼女たちのリアルを知りたいと思った。
冒頭のフレーズ、正しい認知を広めたい。社会は片寄った情報多い。これにつきるな、と。知ることから全て始まる。
摂食障害は、目に見えないから、今の今隣にいる家族やパートナーや友達が当事者かもしれない。自分の子どもがってこともあると思う。
冒頭10分観たけど興味深い、全部観たい。観賞後はどんな気持ちになるのかな?という興味もある。ドキュメンタリーって気軽に観られるし、発見もあるよね。
光でも影でもなく事実としての現象だからめちゃめちゃリアルで、、映画として映像作品としてどうまとめているのか気になりましたので見に行きたいと思います。
人にはみんな、表と影がある。表と裏でなくて、なんか「影」っていうのが、しっくりくる気がした。きっと、あまり意識していなかった、自分の影も考えさせられる時間になると思います。
僕は当事者をかわいそうとか大変なんだなとか想わない。それが当事者の普通なんだと想う。でも近くの友人がそうなんだったら知っておくだけでも
いままでよりも、良き友人として付き合えるんじゃないかなと思った。
ほんの数人、当事者である人を知っているけど、こういう生活を送っている方がもっとたくさんいるのかもしれない。
「摂食障害」生きる上で大事なこと。
「心」こころ「身体」からだ「食」たべること「社会」しゃかいとの境界線このバランス。境界線…きょうかいせん。
なんだかそんな言葉が浮かんだ。「彼女たちに何が起きているのだろう?」
ドキュメンタリーの極意そのままを撮る「知ってほしい。」
深淵のギリギリから深い谷底をのぞくような不安に襲われた。食べるって、生きるってなんだろうか。社会がつくる美と、同調圧力と、個人の苦しさと、なんか色々戦った結果の摂食障害なのかな。
観たくないくらいの怖さ、でも観たくなる好奇心が不思議な興奮になった。
劇場行ける方はぜひ。
ざっと並べてみました。
紹介しきれなかったものもあります。本当にありがとうございます。
また全編観てもらった3人のメンバーによるレポも紹介しておきます。
最後に。
明日劇場に来れないけど観たかった、という方もいらっしゃると思います。もちろんこれで終わりではありません。今後、オンラインでの上映や、ソフト販売、劇場公開に向けて動いてまいります。
また、今回そうして得た利益に関しては、必要経費を除いて全て「日本摂食障害協会(JAED)」に寄付しようと思います。
この病の理解が少しでも進みますように。
冒頭10分を明日(12月7日)の23時59分まで公開します。
ということで最後までご覧いただいた方へ。心してどうぞ。
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