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【熱中症予防】戦略的に準備をすると熱中症は予防できる!#1

こんにちは!

普段は病院で小学生~高齢者のリハビリをしており、休日はサッカートレーナーをしております。

フィジモンこと、藤本隆志です!


熱中症と検索すると、17日土曜日に

2021/07/17 08:24 ウェザーニュース
環境省と気象庁は、今日17日(土)を対象として熱中症警戒アラートを、京都府、宮城県、鳥取県、新潟県、石川県に発表しました。
今日も広範囲で厳しい暑さとなります。熱中症に警戒をしてください。
とありました。

この暑さ、異常ですよね!!!!!!(笑)
サッカーの現場で活動していると本当に熱中症対策を考えておかないと、
命の危険が脅かされるので、この記事をしっかりと読み、

戦略的に予防していきましょう!

​本日の内容
1,身体と水分の関係性
2,水分摂取のタイミング
3,飲み物の種類

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1,身体と水分の関係性

ヒトの身体を構成している成分で65~75%は水分です。
さらに年齢によっても違いがあります。

でも実は何もしていなくても身体から水分は出て行っています。
この現象は不感蒸泄といいます。

不感蒸泄
安静時や睡眠中にも、皮膚や吐く息からも水分は失われています。 これは、通常は自分では感じることのできない水分の放出なので、
「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」と呼ばれています。
不感蒸泄の量は、条件によって大きく変動しますが、健康な人で1日に約900ml程度といわれています。

さらに運動をすることで、【発汗】という形で身体の中の水分が失われると考えると、水分補給がより大切に感じるかと思います。
というよりか、より大切に感じてほしいです!!!!!

でもここで、水を飲めばいいんや!
となっては危険です!!!!

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水だけを飲むと、逆に血液が薄くなってしまい、身体を動かす上で
必要な電解質が相対的に少なくなってしまい、
いわゆる【水中毒】の状態になってしまいます。

運動と水分摂取を知っておかないと命の危険があるということです!

2,水分摂取のタイミング

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運動前:30分ではアイソトニック飲料を飲みます。
運動中:発汗の事も考慮し、ハイポトニック飲料を飲みます。
運動後:乳製品、もしくはプロテインを飲む

これを基にして水分摂取のタイミングを考えてください!

いやいや、藤本さんアイソトニック飲料、ハイポトニック飲料って何?
となっていただければ最高です。
続きをどんどん書いていきます。

3,飲み物の種類

日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」によると、運動時に適した水分として以下が推奨されています。

(1)5~15度に冷やした水を用いる
(2)飲みやすい組成にする
(3)胃にたまりにくい組成および量にする

具体的には、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg)と4~8%程度の糖質、つまり、1Lの水に食塩1~2g、砂糖40~80gが含まれたものをすすめています。

アイソトニックとは「等張液」を意味し、安静時の体液と同じ濃度や浸透圧で作られています。塩分は0.1~0.2%、糖質が約4~6%と体液に近い浸透圧のため、水分、糖質、塩分がバラン75く吸収されます。しかし、発汗によって体液が薄くなっていると吸収速度が落ちるので、運動前や後に飲むのが良いとされています。

例としてはポカリスエットです。

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一方のハイポトニックとは「低張液」を意味し、塩分や糖質の濃度が低めで、安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料のことです。含まれる塩分は0.1%程度、糖質は2%程度と低めで、どちらかといえば、経口補水液に近い濃度です。運動による発汗で体液が薄くなっている時は、水分が腸管で速く吸収されるので、運動中や運動直後の水分補給に向いています。ただし、エネルギーを欲している時は、アイソトニックとの併用、もしくはアイソトニックを飲んだ方がいいでしょう。

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運動後の乳製品、プロテインの事に関しては、またの機会に投稿できればと思います!
是非是非お楽しみに!


執筆 藤本 隆志

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