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早めの春を感じる「鞆の浦ぶらりまち歩き」

テレビもSNSも毎日コロナの話題一色で、心より早くおさまることを祈りつつ、同時に出歩くことや楽しみづらさを感じてしまう今日この頃。
ちょっとそんな気分を少しリフレッシュしようかなと、思い立つまま鞆の浦を訪ねてみました。
(ちなみに鞆の浦案内をゆるやかにはじめてます。年末に案内した様子)

1.町の入り口で菜の花がお出迎え

行き道にたまたま見つけた、菜の花祭り。
残念ながらお祭りは中止になってしまったみたいですが、菜の花畑を訪れに家族連れなど多くの方が訪れてました。
社会も天気も曇りがちだった雰囲気も、ここに来ると色々晴ればれとした気分になった気がします。

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本当は久々に日本発の国定公園になった仙酔島にある「江戸風呂」に行って
デトックスしようと思ってたのですが、菜の花畑で気分が高まり鞆の町めぐるコースに変更。

2.ここでしか味わえない江戸風呂

江戸風呂は、小さな小屋で薬草などを入れた蒸し風呂(原始的な岩盤浴みたいな)を3種類と、胎内風呂という海が見える温泉にプカプカ浮いたり、ほてった体を目の前のビーチを駆け抜け海にザバーンと入ったりと、なかなか他では体験できないような、温泉&岩盤浴&海水浴のようなアクティビティです。仙酔島という日本で最初に国定公園になった場所にあります。また春ぐらいに温泉やサウナ好きを連れて一緒に行こうと思います。

3.まち中ひな祭り

ちょうど鞆の浦では、ひな祭りイベントシーズンで、町中のあちこちの場所でひな壇が飾られてます。

このお祭りは18年以上続いており、始まりは歴史ある建物(豪商の屋敷)の取り壊しなどをしている中で、立派なひな壇を捨ててしまうのはもったいないと町に寄贈されたのが始まりのようです。

そしてその取り組みが広がり、資料館だけでなく街中でひな祭りをやろうと、
現在は古民家やお店など約100箇所でひな壇を飾っており、無料でふらっと訪ねて見ることができます。

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地元の人とナチュラルに会話も楽しめたり、普段は入れない場所にこの機会でいろんな交流ができそうですね。

3.鯛味噌・保命酒など鞆の浦のストーリーのあるお土産

まず鯛味噌を販売している肥後屋さん。
こちらは保命酒を作っていた蔵を取り壊すかもというタイミングで、ディスカバーリンクせとうちさんが入り、瀬戸内の天然の鯛を使い鯛味噌を販売されてます。
組紐も紙も地元産で、文字は会社の社員さんが書かれたそう。

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一本柱がとても太く長く、この場所に入るだけでも価値があり、女将が鞆の浦の歴史と一緒にお話ししてくれます。

次にすぐそばにある、入江保命酒さん。
こちらは全国に鞆の浦でしか作られていない保命酒やこだわりのみりんや甘酒、そしてお菓子屋ラーメンやレシピ提供など商品開発などもたくさんされています。

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最後に枡屋さんでポストカードを。龍馬の隠れ家としてのお屋敷で、デザイナー夫婦が可愛いイラストの小物や雑貨等を販売されています。
鯛も、くわいも、薔薇も、福山の名産なんですが、全部知ってましたか?
意外と知らない福山のPRネタにしていきたいです。

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4.町中みりんスイーツプロジェクト

みりんって調味料だけでなく、スイーツとしても注目されていて、今の期間鞆の浦のカフェやお店でみりんを使ったスイーツが食べられます。そんなみりんスーツを食べるべく、毎回お世話になるカフェSHIONさんで、みりんスイーツのパフェをいただきました。海が目の前に見えるカフェシオンさんのこの空間は相変わらずゆったりとしてて気持ちよき空間です。

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甘いものにこういう調味料を合わせるのはすごく可能性を感じたので、今度試してみようと思います。

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5.崖の上のポニョの舞台へ

帰り際に、鞆の浦の細い路地を抜けて車で阿伏兎観音神社へ。
崖の上に立っているこの神社は、崖の上のポニョのモチーフにもされたと噂される場所で、本当に崖の上に立って足が震えるほどですが、目の前に見える景色は圧巻でした。

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6.鞆の浦のオススメ情報まとめ

目的なく訪れた鞆の浦ですが、ひな祭りイベントシーズンもあってか、観光客で賑わってました。
今度は、食めぐり・癒し旅・人めぐり・お寺めぐりとテーマを決めて次は巡りたいなと思います。鞆の浦に来てみたい方はぜひご連絡いただければ嬉しいです。

そして鞆の浦の人・場所・食などローカルな魅力や情報をゆるゆるとInstagramででも紹介していこうと思いますので、こちらもよければご覧いただければ嬉しいです。
https://www.instagram.com/local_tomonoura/?hl=ja

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コロナコロナな世の中が少しでも早く平穏になることを祈りつつ、温かくなり落ち着けば、鞆の浦案内ツアーをやろうと思います。