見出し画像

「カベうち相談」始めて見えてきたこと

日々、自由で楽しい働き方と事業づくりを探求している、藤本です。

1月に「カベうち相談はじめます!」と公言し、たくさんの方からリアクションいただき、実際に相談にのって欲しいと、1ヶ月で20名以上の方と個別でお話しさせていただきました。(感謝!)

画像1

全国各地の友人や知り合いから、「ちょっとカベうちしてほしいんだけど・・」と久々に連絡頂いたり、割と身近な人たちからご連絡頂いたりと。

「最近どうですか・・」と近況や雑談コミュニケーションから、割とテーマを持った話に展開するので、普段とは違った会話の深まりになり、1人1人のつながりの再構築ができるような、とっても良き機会になってます。

内容としては、「事業のブラッシュアップをしてほしい」「これからのキャリアを相談したい」「地域の求人の相談に乗ってほしい」「オススメの地域を教えてほしい」など、本当様々。


《カベウチ相談の傾向まとめ》

画像2

ほぼオンラインなので京都を中心に全国から相談頂きました。地域に関わる一歩を探っている20-30代の方の事業相談が多く、同時にこれからのキャリアの相談も多かったです。

また意外と起業している事業者からの相談もあり、時には受ける自分の方が何か返せるかな・・と緊張しながらという場もありました。(結果的に楽しくお話できました!)

今回、相談内容の主訴と、相談後の感想などを箇条書きでまとめてみました。ほんと多様なニーズ、そしてそれぞれの前に進めたいもやもやがありました。

《カベうち相談の主訴》

・地域まちづくり求人への応募を検討しており、活動内容の紹介と整理をしてほしい(20代/フリーランス)

・遠方の地元に関わる食のプロジェクトを進めており、進め方や内容に対してのアドバイスが欲しい(20代/会社員)

・二拠点活動として、地域で新しく食のサービスをつくるため、内容に対してブラッシュアップして欲しい。また学生から起業するキャリアについて相談したい(20代/学生)

・地域プロジェクトを通じて関係づくりをするための、入り方や進め方についてアドバイスが欲しい。(40代/会社員)

・公務員としてのキャリヤ今後の動き方づくりについて、考え方の整理をしたい。(30代/公務員)

・多拠点活動の地域拠点で、エリアの特徴や関わりをつくるプレイヤーを教えて欲しい。(20代/事業者)

・会社の新規事業で販売促進をするにあたり、展開の仕方やどう広げて行くかアイディアが欲しい。(30代/会社員)

・起業と所属と個人の仕事のバランスや見せ方をどうしていくか、実際にやってる人の意見を聞きたい。(30代/事業者)

・地域で新しく始めるプロジェクトの相談と、地域行政や事業者を巻き込む形をどうつくるかアイディアが欲しい。(40代/フリーランス)

・多様な事業を展開してきた中で、これから何に注力するのかなど考え方の整理ときっかけが欲しい。(40代/事業者)

・外から見た自分の見え方を知りたい。今後の自分のキャリヤを一歩踏み出す行動に勇気が欲しい。(30代/会社員)

・専門職以外の仕事や副業をしたいけど、どう進んでいければ良いかアイディアや選択を知りたい。(20代/会社員)

・多様な働き方の実態を知りたい。海外でチャレンジして起業すべきかアドバイスが欲しい。(20代/フリーランス)

・学生ゼミのこれからの運営に対しての一歩の踏み切りと方向性を相談したい(50代/教員)

・地域に新規出店する宿に向けて、場所やニーズやコンセプトに対して、内外に関わる視点から意見を聞きたい(20代/会社員)

画像3

《カベうち相談後の感想の声》

・やっぱりSNS発信以上に、人に話すことで自分の気持ちに整理につながりました!サービスに関しても、まさに先人の知恵をお借りさせていただきました。1人だけでやるのではなく協力し合って動けることを心がけようと思います。特に動き始め、動きたい人には普段と違うポジションの方から話をいただけるのはハッと気付かせていただけることのある機会だと思います!
===
・ローカルな視点を事業に落とし込むきっかけとなりました。
自分は市内出身なので、丹後ことはあまり知らず事業をする中での丹後との関わり方や、丹後全体でストーリーを作っていく点は今後活用させていただきます。さらに商品を出した後の丹後を巻き込んでの食生活の設計の視点を得られたことは、すごく良かったと感じてます。
===
・曖昧な相談内容にも関わらず、本音の部分を引き出していただき、本当に有り難かったです。今まで、地方に行く為には実績を作って行かなければと身構え、その部分にばかり注力してしたが、「この地域と関わりたい」って想いの方を大切にして良いんだとと言う事に気付かせていただきました。
===
・肯定でもなく否定でもなく、自分の意見もはっきり言いつつもそれを押し付けるわけでもなく。言葉に気づきをもらいながら、なぜか自分のやりたい「みんなを前向きにする!」という事の具体的なイメージもでき、行動するのみだと感じされられました。
===
・顧客観点からの目線(香りなど)に気付かせていただき大変助かりました。壁打ちという内容だけでも十分価値があるように思いました。その先(例えば、人材や機会などの紹介)を意識せずに、思いついたままを話すってことが、意外と重要ですね。
===
・悩んでる事などを話し聞けたことで、行き詰まっている所から光が見えた気がします。それと、分かってはいつつも誰かと比較してしまうのは気を付けないといけないですね!
===
・ふんわりと何かしたいなーじゃなくて、自分が大事にしたいものとか、なんでそう思ったのかとか、違和感を整理することとか、その辺を大事にするともっと明確に見えそうだなーと思いました!
===
・大企業から小規模事業、フリーランスまで、いろんな働き方をされてきて、たくさんの人とつながりがあるので、さりげにいろんな具体例を話してくれ、わかりやすかったです。

改めて、たくさんの方とお話させていただき感謝です!そして身にあまる相談内容とお言葉ばかりです!

カベうち相談を始めてみてのニーズ

ハードル高くなくゆるく話したい。目的は明確じゃなくても、話しながら深められたら良い。そんなちょっと話してみたい、ちょうど良い対話相手や対話する機会の、ニーズと必要性を感じました。

何かを始める前にどうしようか・・との迷いや、始めたいけどどうしたらいいか・・との選択肢は、自分の想いを誰かに向き合って話してみることで、気持ちの整理や、やってみよう!との自信と行動につながる。

僕自身も受けながら「頼っていいんだな」と、カベうちした人に今後は逆にカベうちしてもらうことも始めました(笑)

画像4

カベうち相談を始めてみての学び

たくさんのお話を聞きながら、自分自身の引き出しや問いかけ方、何を伝えて、何に気づける対話(時間)になれば良いか・・と、十人十色の趣旨と向き合う度に、自分自身が一番学びになってます。

同時に、自分が周りの人からどんな風に見られてて、何を相談したい人なのか、活かせる力は何かなど、自分自身の見え方やニーズに気づかされる機会になってます。そういうのあまり考えてこず感覚的に日々を進んでいるので、その自分らしさを大事にしつつ、外から見えている自分らしさも育てていけたらと思います。

追伸:数珠つなぎ「カベうちトーク」

雑談とブラッシュアップを行う、まじめさと普段の会話が混在するような、打合せ風景をシェアする企画始めました。こちらは月1回今年度10回数珠つなぎ形式でゲストをつないでいきます。