LGBT見習いの研修日誌 #3

今日はぼくの自己紹介をしましょう。


「LGBT見習いの研修日誌 #1

https://note.mu/fujimorikimika/n/nd3400359b962

でお伝えしているとおり

ぼくは「バイジェンダー(FtX)」です。


と、言うのは簡単ですが

実際のところ、「バイジェンダー」や

「Xジェンダー」の方々は

本当に多種多様すぎるので

これからぼくがお話することは

その中の一例として考えていただければ。


◆そもそもの性自認

生物学的にも戸籍上でも

ぼくは「女性」ですが

頭の中では「女性」と「男性」が

共存しているような感覚です。

割合としては男性がやや多めかな。


男性への憧れはありますが

性別移行をする気はありません。

生理めんどくせえ。とは思うけれど(笑)


◆スカートが大嫌い!

今はそれほどでもなくなりましたが

とにかくスカートが嫌いでした。

中学と高校の制服なんて最悪です。

学ラン着て学校行きたかったくらい。

私服は当然、パンツばかりで

色もモノトーンが多くて

「もうちょっと明るい色着たら?」

と、親に心配されました(笑)


女性らしくしようと

がんばっていた時期もあって

でもその当時は「スカートを履く」

という行動にとても勇気が必要で

これを日常的にする。という

謎のミッションを自分に課してました。

残念ながらそのミッションは

失敗に終わるわけですが……


◆理想像はいつも男性

養成所に通っていたころのオーディションで

「目標にしている女優は?」

と聞かれるのがちょっと違和感でした。

好きな女優さんももちろん居たけど

目標っていうとまた、ちょっと違って。

上川隆也さんとか佐々木蔵之介さんとか

舞台出身の男性の俳優さんが

ぼくにとっては理想だったけど

なんとなくそれを言ってはいけないような

そんな雰囲気があって

ずっと言えないままでいました。


◆性的指向は「ストレート」

理想は男性的ですが

恋愛対象も男性なのが

ぼくのちょっと困りどころで。


人として「こうなりたい!」と思う人と

恋愛対象として「素敵!」と思う人が

一緒だったりするので

そういうときにときどき

パニックを起こします。

ぼくの中の「オトコ」と「オンナ」が

闘い出す、唯一の瞬間です。

(最近はしばらく、この瞬間に

 遭遇しておりませんが……)


◆新たな特性「性嫌悪」

所謂「下ネタ」がとても苦手です。

少なくとも、自分からそういった話はしません。

というか、できません。

それと、人の身体に触れることも苦手で

握手すら躊躇うことがあります。

ライブハウスへ行ったとき、物販などでお会いした

アーティストの方から手を差し出されて

思い出したように握手する。という現象が

ぼくの場合は頻繁に発生します。

文化の違いもあると思いますが

気軽に握手とか、あとハグとかできる人は

すごいなぁ。って思ってしまいます>_<


この日誌は随時

更新していこうと思います。

これからまだまだ

新しい気づきがありそうなので。


引き続き、どうぞご贔屓に!

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