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会社の飲み会に行きたくない人が歓迎会とやらに参戦した意味

ご覧いただき、ありがとうございます。
会社の飲み会って面倒臭いですよね…
今時付き合いとか要らない。好きな人間だけで行きたい。解ります。

ただこういう場で他の人を知ってみるって、意外と自分の経験値になっちゃうんです。
それは相手も同じで、自分という者を経験してくれるので、必ず活きると思います。

先日、僕がいる会社で開催された、部署グループだけの歓迎会に参加した時のお話をします。

職場に僕の後に入ってきた20代の若手がいます。
何でも友人が別部署にいて、そのツテで入ったのだとか。

その彼が晴れて社員になったので、その歓迎会を開催。
僕は歓迎会を催されていないんですけどね。
そもそもこんなオールドルーキーなぞ歓迎されてない。ってことでオチをつけました。

幹事は先日記した、僕をオモチャにした先輩。
色々ありがとうございます。

僕は去年の忘年会にも参戦できなかったし、ここらで同じグループ(オジサンばかり10人強)の懇親の場に顔を出してみようということで参加してきました。
さてどんな性能か、見せてもらおうか。


結論から言うと、、控えめに言ってひどかったなぁ汗

まずは言いにくいですが、嫌われている人ってのは必ず一定数いますよね、どこも。

しかも年齢が高い人が多い。人生経験を積んできた人が、外れた経験の積み方をして詰んでいる、それを表に出しちゃっている、老害指定の人とか。

彼らは大抵、遅れてくるか時間ギリギリで悠々とやってきます。

したがって勃発するのは、先に来た人達からの席の押し付け合い。
アイツはあそこに収まらせて〜とかそれでオマエ隣行けとか。

若手を老害の毒牙にかからせる訳にはいかない、
もしくは既に若手からは嫌われてるので近くに居たくない。

無理矢理近くにして若手が精神的苦痛を帯びて、挙句の果てに辞めようものなら目も当てられない…

それほどまでに大クセの先輩がいます。
そんな思惑がたった10人強しかいないのに渦巻く渦巻く。

そんな理由から、僕をオモチャにした先輩は「誰にでも合わせられるだろう」的なコミュ力を発揮できる僕に白羽の矢を立て、、

そんな先輩方にぶつけようという腹づもりなんです。
ふじもん390なら無難に空気も悪くせず、何とか相手してくれるだろうという。

イヤー先輩、あっしは爆弾処理班じゃねぇんすよ。

犠牲になる僕の心の負担がデカイでしょうよ。
普段から絡んでないから余計にシンドイ人もいる。

「アイツ一人でベラベラ喋ってっから相手してくれよ」だの
「(表向き)仲良くしてんだから隣行ってくれよ」など

1人じゃあないんですよね。複数人いるわけです、先輩は。
皆相手出来るわけねぇがな。

仮にそうして僕が大ケガしちゃったら、次回から僕が消えるかもしれませんよ?

っというわけでなんだかんだ巧みに若手の前に陣取り、他の先輩が犠牲になってしまったのを「スイヤセン」と心の中でほくそ笑みつつ、歓迎会開始です。

若手は少ないです。
なぜここの会社にいるんだろう?と思うばかりのイケメン先輩や、ガタイがかなりデカイけど、ちっさなデザインタトゥーをしている者など。

タトゥーしてんだ。って最初は思ったんですけど、、

でも昔ほど見た目は気にしなくなったし、むしろ僕が好きなアーティストはデザインタトゥーを入れているので、違和感はなかったですね。

意外にも彼らは昔野球部で今はサッカー好き、僕も同じなのでその話で盛り上がりました。若手と雑談で話すのはいいですね。
しかしそこで横ヤリが入ります。

「オレ何の部活だと思う?」
隣にいた別の年上の先輩が自分の話も聞いてと言わんばかりに入ってきます。

僕が「はい??んーー…じゃあモンゴル相撲」と先輩の体型を見て超適当に答えたところで、ドリンクが来ます。
配り終えてそれで区切りがつけたかと思いきや、、

「オレの話途中だったけど、何部だと思う?」
まだ聞いてきます( ゚д゚)

何だこっちにもあったのか爆弾!!

よっぽど自分の話したいんですね。
まぁこの先輩は普段話している人で、自分のこと(しかも聞きたくもないどうでもいい話)をめちゃくちゃ長く話す人ってのは知ってはいたのですが、、

「話す場」になるとこうも面倒臭くなるのか。

自分を差し置いて盛り上がってるのが寂しいのであれば、そこに落とし込んでも問題ない質問を用意してスっと入ってくるのが、コミュニケーションの溶け込み方としては良いはずですが、、

自分を主役にするために話題をブツっと切って自分をブッ込むというのは、ちょっと違うと思いますね。
慣れていない若手も戸惑います。

仕方なく僕が話を合わせたあとは、その先輩が主導権を握りたくて話しまくりです。

しかも自分は面白い冗談を言っているつもりなのでしょうが、ずっっっとスベってるんです。
ドヤ顔スベリなんです。

巻き込まれ事故でケガするのこちらなんですよねー。

雑談というものはどうでもいいような話をしてもいいのですが、「その話もういいわ」と、相手に飽きられてしまうかもしれませんので区切りはつけないといけませんよね。

そして大将である件の先輩は何故かケイタイショップの予約を入れており、完全に遅れて来ました。
来る前は皆から「何故今日予約するの…」と話題になっていましたし、、

すごいのは
ショップも歓迎会も会社の汚ねぇ作業着のまま足を運んだ
ということなんです。

マジか!!

ショップへ行った理由も、SIMカードを差し替えたって事なんですが、、

「それって今日なの?」って思っちゃいません?

皆言葉には出しませんが首をひねりたくなるような、そんな表情をしています。
この先輩、こういう行動が目に付くらしく、呆れられているようなんです。

しかしまぁ何はともあれ仕切り直して乾杯を。

その先輩はいつもは拡声器で喋ってんのか如くデカイ声で1人でもずっと話しているらしい(皆相手にしないから)のですが、、

今回はほぼダンマリで、新人とも話さず、終始無言。途中で目をつぶったり。

食事も「もう食えない」と言ってあまり手をつけませんでした。
僕が余っていた食事を、許可を得て若手に渡していきます。

確実に漂う
「この人何しに来たんだ…」感。
「来なくて良かったのに…」感。

実はこの後登場する僕より年下の先輩に、ノンアルビールを奢ると約束したのでそれを果たしに来たということなんですね。

おーなるほど流石ですねぇ。そこは関心しました。
若手の祝いのために来たんじゃないってことですね。


そしてその年下の先輩の登場です。
結論から。パンチ利いてます。

すき焼きという料理、皆さん食べ方って大体決まってますよね?

タレで煮えた具材を鍋からすくい、溶き卵に絡めて食す。
これが一般的ではないでしょうか?

でも食べ方は人それぞれ、多様であり自分なりの美味しい食べ方でいいと思います。

でも一応彼の食べ方を説明しますね。
彼は溶いた卵を、まず鍋に投下しました。
グッツグツ煮えたぎる鍋の中にです。

目の前で見ていたオモチャ先輩は、驚愕したそうです。
鍋ガン煮えの状態からの投入ですので、カッチカチ卵とじ。
とは言え残った汁気が多いので、もはやとじてはいないですね。

それだけに留まりません。
その後揚げ物皿が登場します。

その揚げ物の中のメイン、鶏の唐揚げをすき焼きの鍋の中にベタ漬けして食しました。

単体でもちゃんと美味い、と称した程の唐揚げを、、

醤油ベースで下味が付けられた唐揚げを醤油ベースのすき焼きダレにドップリ漬けて食べたんです。
コーンスープにパンをビタづけするくらい。
他の揚げ物も全てそうした模様です。

後で聞いたらオモチャ先輩はドン引きしてました。
僕もちょうど見える位置だったので、そのギャラクシーインパクトの瞬間を目撃しました。

僕は思ってしまいました。
向こうにはキチガイがいる、と。

でもこれも好み、多様性です。
一括りにはできません。すみません。

しかし後日、オモチャ先輩とその衝撃のことを話した時。
その年下先輩の一連の行動は、何と
「知らなかった」だけだったんですって。

すき焼きの食べ方も、、
唐揚げには下味が付いていることも、、

知らなかったんです。

僕はそれを聞き
耳を疑いましたし、
目を閉じましたし、
口は開けたまま、天を仰ぎました。

でも疑問も浮かびました。
唐揚げは誰でも口にしたことあるだろうし、、

親御さんはすき焼きの食べ方くらい教えてるはずなんだけどなぁ、と。
ご家庭の話なので別にいいんですけどね。

実はこの先輩、社内屈指の〇カらしく、バ〇エピソード満載なんです。
家族の、子供の行く末が心配になるくらい。
本当にパンチ力あります。

そしてもう1人、僕の以前の記事に登場した老害指定されている先輩が居りましたが、基本的には誰も相手にしていませんし目立つ絡みはしてないので、この日は何事もありませんでした。

ちなみに先述した「犠牲になった先輩」は、遅れてきた大将の先輩の真正面に位置することになってしまったのですが、、

嫌すぎて口数は少なくと言うかフルシカト、終始僕の方に体を向けてました。料理も美味しくなかったかもしれませんね^^;

まとめ、たったこれだけの人数でも大クセ動物園だったこのグループ。

こういう場でのコミュニケーションの取り方は、雑談をどう使っていくかがキモなんですが、、

幹事である先輩が時間を早めて解散にしてくれたにも関わらず、ちょっと疲れましたね、いろんな意味で。

そして僕はここからが大事にしているところで、僕はこういう人ともなるべく絡み、面倒くさいことにもなったということも経験値として取り入れていこうとしている人間なので、、

別のこういった機会があっても参戦するとは思います。ただ、気疲れは起こしてしまいますよね。

嫌なやつとは一緒にいなければいいとか
興味のない飲み会、例えば忘年会とかには出なくてもいいというのも充分アリだと思います。

無駄に話聞いても意味ないですからね。
自分にメリットが皆無な場にいても仕方ないですから。
人付き合いなんて最適化していった方が楽に人生生きられますし。

ただ僕はそこにコミュニケーションの鍵があると思っています。
コミュニケーションを取らないと脳が衰えます。
僕個人で言えば家族が出来て本当にそういう場が減ったので、考えなくなってしまっているんですよね。対人が弱くなりました。

思考が止まるというか。それってすごく勿体ないですよね。
だから無駄でも経験を積んでいるって仮想でも思うことって大事かなって感じます。

まさに人見知りには厳しい状況かもしれませんが、自分をアップデートするためにもこういう場への参戦をちょっと前向きに捉えてもいいかなって思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

子供の言い間違え
シャボン玉→さんだばば

ではまた。

ふじもん390


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