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応え方次第で関係が変わる

安心、安全の場をつくるためには、他者の発する言葉への応え方に気をつけなければならないですね。

師と仰ぐ方から応え方を教わっています。良い人間関係を築くための基本ともいえることです。

たとえば、「今日は暑いですね」と言われたときに、どのように言葉を返しますすか?

以前、「今日は暑いですね」と言ったときに、「で、○○の件なんですけど・・・」のように、いきなり本題に話を始めた人がいました。また、別の場面では、「じゃー早速始めます」みたいに私の発言を無視して、会議を始めた人がいました。

悪気なく発した言葉だと思いますが、すごく傷つきますよね。傷つくだけでなく、相手と話をするのに萎縮、緊張してしまう場合も考えられます。一緒にいるのも嫌になる関係性ができあがってしまいます。そのような経験、何度もしています。会社、地域活動など、さまざまな場面で、相手を傷つけている人はいます。

関係性を悪くした状態で話を始めると、安心して自分の考えを話せなくなります。上記のような応え方をする方々は、相手に不快感を与えている意識がありません。無意識にやっているのです。

「どうしてもこれだけは話したい!」ことがあっても、最初に「今日は暑いですね」と言われたときには、「暑いですね~」「ほんとうに暑いですね」「そうですよね~」のように応えるのが、相手を傷つけない対応です。共感していることを言葉で伝えています。

何も考えずに相手を傷つける応え方をする人、私は何人も会っています。その人たちとのかかわるときは、私にとっては苦痛に思うことも。安心してその人たちとは話ができなくなり、かまえてしまいます。私からは積極的にかかわらないようにしているのです。

上司部下の関係、商談相手、地域の同志など誰であっても、相手に不快感を与えた状態から話を始めるのは、相手とは良い関係構築にはつながりません。相手ともっとコミュニケーションをとりたいと思う関係構築のためにも、相手の言葉に応えられる人になりましょう。

応えられる人は、おそらく、さまざまな人に好かれる、愛される人になっているのでは、と思います。心から話ができる関係をつくるのが得意ですから、深いお付き合いのできる顧客にも恵まれますし、組織内でも敵は少ないのでは、と思います。成功する人に欠かせないのは「応える力」ですね。


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