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新入社員研修の1週間を終えて感じたこと

4月最初の一週間が終わりました。新入社員の方々と彼らを指導する方々の研修の1週間でした。始まる前は準備でドキドキですが、終わってみればほっとしますね。

私は新入社員の方々とのほぼ倍の年齢になってきましたが、彼らから元気をもらいながら、これから社会に飛び込んでいくために欠かせない勇気を提供できるように尽力しています。

新入社員の方々を対象とした研修を担当し、私なりに感じた事をまとめておきます。

声をかけるなど、何かコミュニケーションをとると、笑顔で元気に返してくれる方が多い

新入社員の方々は、コミュニケーションを自分からとるのは抵抗を感じていたり、緊張していたりする様子が見られます。無理もないですね、慣れていない環境の下にいるわけですから。

ただ、講師である私から関わると反応してくれますし、なかには嬉しそうに笑顔ではきはきと話してくれるときもあります。よくコミュニケーションをとるのが苦手ではないかと思われがちの彼らですが、全員がそうというわけではないのです。むしろ、基本的話す力や聴く力が身についている新入社員は多くいるのではないでしょうか。

ひっかかることには質問してくれる

特にビジネスマナー等、初めて教わるものに関しては、わからないために自信のない様子がはっきりとわかることがあります。「これでいいのか?」「これじゃーだめなのか?」という、確認の意味での質問をする傾向があります。わからないというよりは、なにかひっかかるとでもいうのでしょうか。そのひっかかりに対しては答えを出したい気持ちが強いようです。

SDGsに興味を示す?

木曜日の研修ではSDGsに関しての話をしました。興味の高さは確かに感じます。SDGsの関心の高さから、CSRについても興味を示す人たちも多くいるように思います。私は、今年度の新入社員研修から、SDGsについて研修の内容に組み込んでいます。社会人として知ってもらいたいポイントとして、企業がSDGsに取り組み意義や、組織の一員として何が出来るのかを考えてもらうようにしています。SDGsの取り組みを活かして、行動を積み重ねるきっかけにしてほしいという思いがあります。

考える力はこれから伸ばしていく必要がある

何もないところから発想する力や様々な要素をつなげて考えを展開していく力は、これから伸ばしていく必要がありそうなものだと感じます。創造する力は特に苦手にしている人が多いように感じます。失敗や間違いを恐れる姿勢が時々顔をのぞかせます。指導する人たちは、新入社員の失敗や間違いの事実を厳しく指摘するのではなく、挑戦した点を承認してあげてほしいですね。失敗の反対は「挑戦しなかったこと」と言われているのを知っておくといいですね。

どのようなことであっても、成長意欲をもって取り組めばどんどん成長していく可能性のある人たちです。私の会社の使命でもある「可能性を拡げる」ために、新入社員研修はそれを実践できる大切な場面だと思います。関わる人たちすべてのおかげで、多くの人たちが成長していくのが年度初めのこの時期なのかもしれませんね。

来週以降も新入社員や若手社員にかかわる機会があります。一人一人にしっかりと目を向けて、成長を支える立場でありたいですね。もちろん、私もまだまだ成長します!

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