「Girls² ファンミーティング 2023 by GL² family & friend」2023.04.06東京公演に行ってきた。
まったり
春はあけぼの。
そう、「春」とは新しい物事が始まる頃合いを示すことでも代表的な言葉。
桜の花びらが桜流しの雨に流される中、Girls²のファンミーティングの日を迎えました。
Girls²のLIVEといえば、クリスマスを最後にまったく行ってなかったので、個人的には三ヶ月半ぶりとなるLIVEです。
クリスマスのLIVEも楽しかったし、大満足だったんですが、Lucky²に心奪われつつあり、
「あー、Girls²は僕らが支えなくても大丈夫なんじゃなかろうか」みたな空気になっていたので、Lucky²のファンミからリリイベまで熱心に通っていたためか、Lucky²に染まってしまった自分。
そんな自分にとっての本日のLIVEは。改めて「Girls²とはなんぞや?」を思い起こさえるファンミーティングとなりました。
――とはいえ、それはLIVEを見てからの感想であり、見るまではほんとに「まったり」とした時の流れの中で「あー、今日はファンミかぁ」くらいに思った4月6日のあけぼのでした。
ファンミの準備
初めてのLIVEに行った時、
ペンラの電池は交換したか?
ネムボは大丈夫か?
うちわは大丈夫か?
推しグッズは用意できてるか?
――などと細々とチェックをしたものですが、
なんだか馴れてくるとその辺ゆるくなるというか、
「あー、推しのリボンアクセサリー忘れた」
「ペンラの電池いつかえたっけ? つくからいいか」
「今日はうちわ持ってくのやめようかなぁ。見えないだろうし」
「ネムボも見えないよなぁ」
となります。
実際に前日までそうでした。
けれどLucky²のリリイベ通して、藤咲さんはイベントに必ずボードのイラストを描いて持ってくる人的なポジンションが定着しつつあり、今日も小さな子から「絵を描く人ですか?」と言われたりもしました。
否定はできないけれど、肯定もできない。
でも好きなことはやろうと決めた残りの人生少ない身、
なので「趣味」の一言で片付けつつ、ファンミの前日になって慌ててイラストを描き始めるのでした。
4月5日23時時点ではこんな感じでした。
正直、席は後方だからステージから見えることももないし自己満足の賜だからまあこれでもいいかなぁとか思ってたんですが、
「まてよ。少なくとも5人くらいはイラストを楽しみにしているファンがいる……」と思い直し、そこから2時間くらいかけて線画を少し整えて仕上げ。
以下のとおりに。
表情がラフのほうがいいものもあったりするとこ炉は、未熟なところだったりしますが、まあ自己満足。
これでファンミの準備を終了みたいな感じになったのは午前2時をちょっと回った頃合いでした。
zepp ダイバーシティ東京
今日のファンミの場所は通い馴れつつある、ZEPPダイバーシティ東京。
Lucky²のファンミーティングもここでした。
Lucky²のファンミには朝6時に家を出たのですが今回は午前9時を回った頃。
そしていつもならボードのイラストのプリントアウトを前日までにファミリーマートのネットワークプリントサービスで行いつつ、お渡し用のフォトプリントも用意しているはずが、まったくしていないので道中、ファミマ探して行うことに。
ダメダメです。
LIVEに早く行くのはグッズの先行販売が目的だったりするのですが、今回は「これがどうしてもほしい!」がなく、グッズのトレーナーもタオルも推しのうちわも事前に購入していたため、記念にスクエア缶バッジで推しが出ればそれでいいかみたいな感覚。
そしてGirls²は箱推し。
強いて言うなら鶴屋美咲。
なので誰が出ても自分は満足なのです。
だから「あー、推しがいないからほしい!」みたいなことを言われると「交換します?」というテンションになることもあります。
なので物販が13時30分。
Lucky²のファンミも11時くらいから人がそこそこ増えた気もするのでその辺かなぁと思いながら、のんびりその時間帯到着を目指しつつ、途中でプリントをしたりしながら電車に揺られたりしたのでした。
そしてほぼ予定どおりに現地到着。
並ぶと50人いるかいないか。
列を見ると、グッズのみを買いに来た知り合いたちが何組か。
その中でもLucky²のリリイベで知り合った子が「先生、覚えてますか?」とやってきて話し相手になってくれたのでいい時間が潰せました。
他にも大学四年生もいた気がするんですが「君はここにいていいの?」と心配にもなりました。
でもそれは自分も同じなこと……。
半年後にはLIVEも自由にいけなくなるかもしれません。
グッズ先行販売
最近のGL²familyさん、アクリルキーホルダーが多い気がします。あとはリボンチャーム。
普通のアクスタよりはかさばらないし、なにがでるかな?のお楽しみなところもあるので数がはけるのかもしれません。
個人的には単価高くても選べるほうがよいのですが、ランダム封入のほうが発注時の個体差がなくなるので割がいいのかもしれませんと裏のことをちょっとだけ考えてみたり。
で、今回自分が買ったのはスクエア缶バッジのみ。
(コンプはしていません)
あとは5月24日発売の新譜「COUNTDOWN」の予約が真の目標だったり
もちろん通常版、ライブ盤、ダンストラック盤の三種類。
会場特典のサイン付き写真が目的で、推しの美咲が出たので大満足。
更には來亜、未渚美のペアの写真が大優勝レベルだったのでもうお腹いっぱい。最初、綺羅がでたんですがほしい方がいたので柚葉と交換。最近、柚葉も自分の中で来ている。
そんな感じで買うものも買ったら、お腹も空いたのでフードコートへ。
天丼食べたかったけど出来上がりまで30分待ちは耐えられそうになかったので、いつもすぐ出てくるつけ麺屋へ。
ほんとここは早い。
子供であろうとも本気を出す姿勢
ランチを食べた時点で14時半くらい。開場が17時とかなり先の時間だったのでダイバーシティ内のどこかに行こうかとも考えたけれど、やはりフードコート以外の居場所は難しく、うろうろしていたら、物販で並んでいたときの子がお母さんとグッズを広げていたのでそこにお邪魔。
――で、オセロによく似た別のゲームで遊ぶことに。
相手は小学4年生。つまり8歳から9歳。
自分の年齢の6分の1くらい。
そう、この子の六人分の能力を持っている大人とも言えよう。
たかがゲーム。
されどゲーム。
やはりこの界隈、手を抜くことを教えてはいかん。
というわけで本気出した結果、こちら先行の黒だったのだけれど、その子の白の石が6個くらいしか残らない結果に。
少しやりすぎたか――とも思ったが、スクエア缶バッジのかぶったのを上げたりして機嫌を取ることで帳消しに。
……まてよ、これがこの子の戦略なのか?
いや、この子はとても素直でお化けを怖がるような子だからきっとそんなことは思っていない。
大人になると汚れてしまう。
それが純真な子供の前では鏡となって見えているだけなのだろう。
汚れているのは自分なのだ。
そんな人生を知ることも、GL²familyのイベントでは知ることもできる。
つまり、奥深いのだ。
その親子はLIVEのチケットは取れなかったのでここでお別れ。
自分は会場に向かうのであった。
開場
17時開場。ほぼ最初に並べたので列の先頭に立って皆を導く感覚だった。
手の自発的なアルコール消毒はあったけれど、検温はなくなってたな。
そしてスマホでチェックイン。奥でお土産と、ドリンクコインを600円で購入して中へ――。
さあ、ここからLIVEを楽しむマインドセットに切り替えだ。
ドリンクは――水!
迷ったら水!
そういえば朝からほとんど水分取ってなかったので水がうまい!
でも水、400円!
ドリンクコイン600円!
200円はライブハウスに寄付!
細かいことは気にしない!
今回の座席は正直よくはない。
でもまあ正面近く。
前の大人たちの頭が下半分を覆い隠してたけど、見えるところは見えるのでよしとしよう。
今日は取れなかった人たちも大勢いると聞いているので会場にいられるだけで満足なのだから。
とにかくのんびりと待っていると開演近くに。
不意に会場がざわつく。
みると上手の二階席にLucky²のメンバーの姿が!
自分の場所からはよくは見えなかったけれど六人くらいいたので来られたメンバーが来ているのだろう。
そして幕が上がる。
ファンミーティング2023
1:『Countdown』
一曲目、いきなり新曲の『COUNTDOWN』から始まった。
K-POPっぽさが前に出るが、Girls²らしさもいれこんだ8人体制で挑む新たな挑戦と言えばよいのだろうか。
MVはAPOKIさんとのコラボ。
宇宙という世界を超えた新たなステージ――WORLDからUNIVERSEへの飛躍という希望もあるのかもしれない。
ダンススキルはやはりあがっている。
トレーニングを始めているためか、体幹がしっかりしてきているので姿勢がきれいに見えた。
衣装はファンミのトレーナースタイルだったけれど。
2:Swipe Up
マスクをした環境での声出しOKとなった今回のファンミーティング、はじめてこの曲で声をあげることができた。
歌うだけだったけど。
客の多くがどこで声をあげていいか迷ってたみたいだったけれど、とりあえず自由でいいだろということで自分は歌ってました。
3:Seventeen's Summer
ファンミではファンからのリクエストをもとに曲を決めており、声出しOKが解禁されてこれを選んだファンも多かったようで。
「さまー!」っていいたいもんね。
夏にイベントあるならもう一回聞いてみたいし声出したい。
蘭がいないパートは誰がやったかまでは追いきれませんでしたがメインの子たちが分けていたような気がします。
4:MC
ファンミーティングといえばMCの多さが魅力。
Girls²といえば実は日常の素のままが魅力のひとつ。
彼女らしさをファンは期待していることもあって、それが垣間見えるのがこのMCだったりします。
声出し解禁が楽しいこと、そして『Countdown』の告知やMVの裏話がありました。
桜花が電話をかける場面でよりかかっている電話を下のほうで必死にスタッフさんが支えていて目が合わないようにしていたとか。
またファンミで販売しているグッズに関することなどをアピールした後、今回のファンミの目玉のパートに移行します。
5:紅白運動会(前半戦)
Girls²を紅白ふたつのチームに分けて対抗戦を行います。
チーム分けはくじ引きで紅白どちらかのハチマキを箱から引く感じで。
で、今回の組分けは以下。
紅組:美咲、都愛、綺羅、柚葉
白組:桜花、百花、未渚美、來亜
となりました。
特に誰もお願いしていないのに会場が赤と白のペンライトの明かりに分かれて、ふたつの光が揺れていたのがとても印象的でした。
そんな盛り上がりを見せる場内、
第一種目は、ダンシング玉入れ。
曲の流れている間に玉を投げるほうはダンスをし、曲が止まったところでペアとなった相手が持つカゴに玉を投げ入れます。
まずは紅組から。
美咲・柚葉が投げて、綺羅と都愛が受け側に。
曲は『ダイジョウブ』
一方、白組は、
來亜・百花が投げて、桜花・未渚美が受け側に。
曲は『Good Days』
そして結果は20:20(ちょっと記憶怪しいけど)引き分けに。
そして第二種目は、サンドイッチリレー。
ペアとなり腰の間にボールを挟んでステージの端まで走り、切り替えしての往復走。
これを2組ずつリレー方式で行い合計タイムで競います。
先攻は白組。
桜花・百花の高身長ペアが第一走者に。
このふたり練習でもよく組むことがありかなり有利なペアと前評判が高いようです。
そしてスタートし、息の合った走り方でスムーズに快走。
アンカーの未渚美・來亜ペアにツナギます。
こちらも安定した走りで折り返し、ちょっと怪しくなりつつも見事22秒でゴール。
そして後攻の紅組。
美咲・柚葉ペアが第一走者に。スタートと同時にちょっと怪しい感じもしつつ快走を見せ、白組を上回るスピードで第二走者にバトン……いえ、ボールタッチ。
第二走者の未渚美・都愛ペアは超本気モードで爆走。
都愛がゴール間際に「うおー!」と声をあげてゴール。
ゲームとか遊びに本気になる都愛らしい姿勢でした。
そういえば昔のプロフィールに鬼ごっことか書いてあったのを急に思い出しました。
紅組の結果は17秒。
これで紅組が1点リードというところで前半戦は終了。
ここからLIVEパートに。
ファンミならではの普段やらない曲を選びました!というあおりがあったあとに始まったメドレーはこちら。
6:SUPER☆OHA☆TIME!
2020年組と2021年組とで分かれてのパフォーマンス。
最後は一体になっての「おーはー!」は会場を巻き込んで盛り上がりました。
7:JUMP(小田柚葉)
この曲がかかった瞬間、場内が水色に染まりました。
そして場内が「この流れは――!」となった瞬間でもありました。
柚葉が熱唱。お客さんたちもあの頃を思い出して熱唱。
(僕は勉強不足なので知らないのですが)
8:愛について
次は、百花・美咲・桜花・來亜によるこの曲。
正直、この時点で往年のファンたちは満足感が強くなったのではないでしょうか。
9:ジャンケンポン
未渚美・綺羅・都愛のオリジナル・メンバーによるこの曲。
なつかしさがこみ上げてきます。
まだ未渚美がボールいっぱいのトマトを食べていた頃でしたね。
10:センチメートル
はい、自分死んだ。
『ガル学』曲が入ってくるとは思ってませんでした。
自分にとってGirls²との接点でもあり、これが彼女たちにはまるキッカケでもあったわけで。
毎回書いていますが、こうした全てのファンに対するサービス精神はほんとちゃんとしてます、この子たち。
(成人もいるから「子」はもう使えないか。自分から見たら娘みたいなものですし)
懐かしい曲のメドレーはまさにファンミーティングならでは、そしてファンのためを思っての選曲が実に嬉しいところ。
Girls²の良さはここにあるのかなと思います。
彼女たちを思うファンがいて、彼女たちもファンを思って活動する。
パフォーマンスは競技などではなく、客あっての評価であることを骨の髄まで教え込まれているからこその考え方なのかなと思います。
エンタメを仕事にしている人間として、いつも教えられてる気分になります。
そんな涙全開モードの感傷的な気分を打ち破るコーナーが再開です。
そうです、紅白運動会後半戦です。
11:紅白運動会(後半)
と、ここに移る前にぷちトラブルが発生。
実は美咲がセンチメートルを歌うときに「あ、鼻血出た」となっていたようです。
すぐに止まってようですが。
話を戻します。
競技内容は「ダウトを探せ!」
ダンスを踊る四人がいて、客にそのダンスの振付を披露しますが、そのうちのひとりは振付をしません。
なので客側は四人のうちの誰かのダンスを真似て踊るわけですが、振付をしていないダンサーの即興のダンスを踊っても構いません。
回答者側は誰がダウトなのかわかりませんので、客の反応を見て、それを見破ることで勝敗が決します。
最終戦なので3点にしようと桜花が提案。
紅組もこれを飲みます。
最初は、白組がダンスを披露し、紅組が回答することに。
こちら白組は桜花がダウトでしたが、紅組、それを見破れず百花を選んでしまい白組が勝利。
このとき誰がダウト役かを白組が「グーとパーとで」決めようとした際、百花チョキを出す一面も。
ゲーム後に「百花がチョキ出したから」という桜花に「ようわからんし」と百花、更には未渚美も「わからん」と答える始末。west²おもろい。
二戦目は、紅白交替して、紅組がダンスを披露。
こちら都愛がダウトでしたが、白組、意見が割れるもじゃんけんで決めて見事、都愛を的中。
またも白組の勝利となったことで勝ちは白組の確定に。
2対7でもう一戦しなくては紅組逆転することは不可能な状況に。
時間的にもう一戦できそうだということでもう一戦がスタート。
ところが先攻で白組がダウト側だったのですが紅組がダウトを当てることができず白組が勝利。紅組の逆転が不可能な状況となってしまいます。
そこで美咲が「最後は3000点」という無茶振りが!
桜花は「それはおかしい」と食い下がりますが場内がOKなのでOKの流れに。
そしてこれを紅組が見事に白組をダウトさせて3000点をゲット。
美咲は「一生、3000点言われてもいい」とすら発言。
桜花と來亜は「えー」でしたが最後の審判は客に委ねられました。
もちろん客側はノリがよすぎるわけで、紅組のペンライトが多く揺れる結果となりました。
12:プレゼントコーナー
全員のサインの入ったファンミーティングのトレーナーがくじで引かれた席の客に当たるいつものやつ。
当選された方、おめでとうございました。
そして更にもうひとつ。
みんながつけていたハチマキが当たるようなのですが、こちらはGL²familyのサイトから応募することで抽選できまるようです。
そして更に告知が。
この後に流れる曲の『CLICK』はスマホ撮影OKに!
これは二階席こそ超オトクな特典!
(自分はお客さんの頭が邪魔で撮れませんでした。こういうところの運がない)
13:CLICK
『Countdown』に入る一曲です。
大人感いっぱいのダンサブルナンバーでした。
SNSでアップされている方もいますのでそちらを参照してください!
自分は撮れませんでした~!
14:チュワパネ!
もうなにも言う必要のないGirls²らしい曲。
これをまだ歌ってくれることが嬉しい。
15:LETTERS
今回のトリとなる曲は『Countdown』に入るこの曲。
皆がファンに向けて書いた手紙の歌詞から発想を受けてつくられているそうで、ファンに向けたまさに贈る言葉。
振りは手を「さま~」に似た感じで左右に振るのがほとんどなので、すぐに覚えられます。多少テンポが変わるところはありますが、それもすぐに合わせられる範囲。
ここしばらくはラストはこの曲になりそうな予感があります。
16:告知
5月24日の『Countdown』のリリースに合わせて、ZEPP HANEDAで、追加公演がきまりました。
リリースパーティとついているので華やかになること期待しています。
もちろん申し込んではみるけれど……果たして……。
とはいえ平日なんですけどね。
イベントが終わって
今回のファンミーティングが終わって、
一言で言うなら「満足感の高いLIVEイベント」でした。
声出しっていいなという再認識と、あとはGirls²がファンに向けて楽しませることを第一に考えているところが嬉しかったです。
そしてGirls²たちは今回の「Countdown」や以前の「80’s Lover」で見せた新しいカタチを求めて前に進みながらも「ガールズ×戦士」であったこと、「おはガール」であったことなど、イメチェンのためだけに過去を切り捨てることはせず、自分たちにできる形でファンを含めた仲間たちとの道筋をこうした形で表現してくれているんだなぁと実感。
あ、また今日も入場直後にえらい人に挨拶できました。
あー、LIVEはいいなあ。
今年もいろいろいけるといいのに。
(仕事がね……)
以上、本日の余談というかレポになります!
記憶違いもあると思いますので、Twitterなり、コメントなりで教えていただけると幸いです。
サポートしていただけることで自信に繋がります。自分の経験を通じて皆様のお力になれればと思います。