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私たちは無力ではないのです。

私たちは無力ではないのです。

これは、2018年8月8日に広島で行われた平和式典の小学生のスピーチの一部です。
子供たちから「私たちは無力ではないのです。」という発言を、それも広島の平和式典で聞くとは思いもよりませんでした。
それと同じくらいに、ハッとさせられる自分がいることにも気づきましした。

「私たちは無力ではないのです。」
この言葉から傲慢さは感じられませんでした。
謙虚さの中にも強い意志を感じました。

核なき世界という大きな夢に対して
大きすぎるから行動を放棄するのではなく
全部は達成できないかもしれないけど,達成に向けて少しは前進できる。

その意味で、「私たちは無力ではないのです。」と言ったと僕は理解しています。

この世の中は、ゼロ、イチの世界でも、白黒の世界でもない。
多彩なぐらーデーションがある色鮮やかな世界だ。

そして、世界は自分だけで終わるものではない。
自分が死んだとしても、自分の意思を受け継いでくれる人がいれば
自分の大きな夢に対して現状は達成へ動いてゆく。

でも、自分が歩み出さないと、また歩みを止めてしまうと
夢は達成できない。

聞いた話ですが、
原子爆弾を落とされた広島は今後75年は草木が生えないだろうと言われていました。

けど、実際はどうだ?

僕らの先輩方は、原爆が落とされた広島を復興させた。
焼け野原になった東京を復興させた。

僕らは強い、無力なんかじゃやない。
きっとできる、世界平和。

お・わ・り

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