生まれ変わりについて、思うこと。
今年は3月に父が亡くなり、8月に妊娠が発覚しました。
周りからは、「お父さんの生まれ変わりね〜」ってよく言われます。
こればっかりは誰にも真実はわからないけど、私なりに勝手に感じていることについて書いてみます。
父の四十九日が終わった頃、ディズニー映画の「リメンバー・ミー」を観まして。
この映画の世界観にドはまりしました。
よく親戚の家(本家とか)に行くと、先祖代々の写真が上の方にずらずらーっと飾ってあるじゃないですか。
法事が終わって父の遺影をどうしようかなってなった時、この前まで生きていた父の写真をご先祖さまのように飾るのに違和感があったりして、抵抗があったんです。
父は二人の奥さんを先に亡くしており、最初の奥さんと二番目の奥さんである私の母の遺影も、ずっと押入れに仕舞われていたんです。
それが、リメンバー・ミーを観て、これは写真飾らねば!ってなりまして。
父を真ん中に挟んで、三人の写真を飾りました。
仏壇には、流産した5ミリの二人の子のエコー写真も飾りました。
亡くなった父母、流産した二人の子、ご先祖さまは、あちらの世界できっとこの映画のように楽しく過ごしているんだなと。
写真を観ながら、なんだかお盆を迎えるのがワクワクする気持ちになっていきました。
そんな中で、妊娠が発覚。
その時私が感じたのは、
「あぁ、この子はあちらの世界でみんなに送り出されて、今生きている私と周りの家族に幸せを届けるためにやってきたんだなぁ」と。
誰かがまるっと生まれ変わるというよりは、亡くなった家族やご先祖さまの想いがこの子に宿って生まれてくるのではないか。
そんな風に思っています。
今日は4月4日。
4月7日は夫のおじいちゃんの祥月命日、今年は七回忌の区切りです。
6日が満月なので、ひょっとするとそのあたりに生まれるかもしれません。
生まれ変わりかはわかりませんが、亡くなった人たちが子供や孫、家族を見守ってくれる想いは絶対に存在する。
新しい命にはそんな想いが受け継がれている。
そう感じる今日このごろです。
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