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不妊クリニック転院と二度目の妊娠

2018年、1軒目の不妊クリニックに通って約1年半後、転院しました。
紹介状ももらわなかったので、血液検査と精液検査を再度行うことになり、生理周期に合わせてまずは検査で通い始めました。
2回目の通院時だったかと思いますが、ちょうど排卵期だったのでタイミングを診てもらい、子宮内膜が薄いということで、ユベラ(ビタミンEの薬)を処方されました。
1軒目の病院では言われなかったのですが、内膜の薄さはこの後どこの病院でもしょっちゅう言われました。

そしてそして、なんとこのタイミングで2度目の妊娠に至るのです😲
前回の流産から2年3ヶ月が経っていました。

ユベラが効いたのか、精神的なものだったのかはわかりませんが、まだ検査も一通り終わらないうちに。

ところが、喜んだのも束の間。
前回の妊娠とほぼ同じ経過を辿り、6ミリ程の胎芽まで育ったものの、6週になっても7週になっても8週になっても、心拍が確認できず…。

この時は前回のように病院で泣くことはできなくて、病院を出て車に乗って、夫に電話して泣きじゃくりました。

前の流産時はすぐに掻爬手術の日程を決める流れでしたが、このクリニックでは自然に流れるのを待つか、すぐに手術をするか選ぶことができました。
前回の麻酔のトラウマもあったし、自然排出の方が子宮に傷が付くなどの次の妊娠に向けてのリスクが少ないらしいこと、そして亡くなった赤ちゃんともう少し一緒にいたい気持ちから、自然に流れるのを待つことにしました。

この時の妊娠も、前回同様、夫以外の家族にも職場の上司にも報告していませんでしたが、いつ赤ちゃんが出てくるかわからないこともあり、上司には報告することにしました。

落ち着いて話すはずが、情けないことにやっぱり涙が出てきてしまって、取り乱すことに。
大っ嫌いな上司だったんですが、この時ばかりはとても親身になってくれて、一緒に悲しみ、悔しがってくれました。
結局こうして報告するなら、最初から言えばよかったと後悔したし、上司ももっと気づかってあげたかったと言ってくれました。

それから2週間位待ったかと思いますが、赤ちゃんはいっこうに出てくる気配は無く。
あまり長くとどめておくと、細菌感染のリスクがあるということで、結局掻爬手術をすることに。

前回は総合病院だったので、個室とはいえいかにも病院の病室でしだが、このクリニックはまるでホテルのような部屋で、少しだけ前回よりもリラックスして手術までの時間を過ごすことができました。
そのせいか、前回トラウマとなった麻酔での怖い夢をみることも無く、気付いたら手術が終わっていました。

手術直後は腹痛と気持ち悪さがありましたが、一眠りすると良くなり、夫とラーメンを食べて帰りました。

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