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ポルトガル2023TIP⑤ Airlines

今回は4社(実質5社)を利用しました。初めて乗る航空会社もあります。

使用した航空券


航空券は以下の通りです
①新千歳ー羽田ーロンドン往復(JAL国際線特典航空券)
②ロンドンーリスボン往復(JAL/BA特典航空券)
③リスボン→マデイラ島(ユナイテッド航空マイレージプラス・TAPポルトガル特典航空券)
④マデイラ島→サンミゲル島(アゾレス諸島)→リスボン(アゾレス・エアラインズ航空券・Expediaにて購入)

今回、最初に予約したのが①です。2022年8月から、有効期限を迎えるマイルが発生し、かつウクライナ情勢悪化に伴う燃油価格高騰の影響で、2022年6月から燃油サーチャージの大幅上昇が出ていたのもあって、2022年5月に発券しました。旅立ちの1年前です。この時の話はTIP②にも触れているので、参照していただければと思います。

当時、選ぶ基準としては
・別切りでも、ポルトガルまでの航空券が発券できる。
・別切りの場合では、乗り継ぎに時間の余裕を設けること。
というのを踏まえ、ロンドン経由かヘルシンキ経由、または両方の組み合わせを考えていました。

その中で、
・新千歳ーリスボン(ワンワールド特典航空券)、東京ーリスボン(JAL/BA特典航空券)はその段階ではマイル数が微妙に足りなかったこと(ただし、JALカードの支払いの関係で、後日にもう一方の航空券の予約は可能)。
・新千歳→ロンドンは昼便と夜便の選択が可能だった。
・ヘルシンキ線は当初の昼便から、夜便で運行していたため、ヘルシンキーリスボンの接続がいろいろと厄介になりそう。また、1年後のダイヤは昼便ではあるものの、ウクライナ情勢の長期化を予想。
ということから、新千歳→ロンドンの夜便を選択。結局、ウクライナ情勢の長期化で、結果的には一番スムーズに乗り継ぎできる選択になりました。

③④は最終的な行き先を決めてから、決済しました。マデイラ→アゾレスになったきっかけは、マデイラ→リスボンがアゾレス 経由が意外に安かったのが理由でした。この時期、マデイラ島もサンミゲル島もお祭りの時期でしたが、やはり観光客が多いマデイラ島の方が航空券が高くなっていました。結論としては、アゾレスも良かったので、これも一つの運命だったのかなと思います。

日本航空 Japan Airlines

ヒースロー空港にて

JALは国際線で一番利用している会社です。2010年に会員組織「JAL  GLOBAL CLUB」に招待されました。多くの路線に乗っているので、いずれ機会があればお話しします。

新千歳ー羽田はA350-900です。実は初めて乗りました。妻は仕事で数度乗っていたので、少し羨ましかったです(笑)息子は個人用画面でドラえもんを見ていましたが、この後のJAL便機内でも何回も見ていました(笑)

羽田→ロンドンの夜便はB787ー8です。これは2015年にフィンランドに行った際に乗っております。ウクライナ情勢の影響で、普段なら、シベリア上空を通過しますが、今回はアラスカ上空、北極圏、グリーンランド、アイスランドを経由して、スコットランドからイギリス上空に入ってヒースローに着陸です。

搭乗率は7割ぐらいで、機材自体も大きくなく、また、深夜時間帯を飛ぶ便なので、静かな旅になりました。近くの席の女性に声をかけられましたが、ポルトガルに駐在に向かうと思われていたようです。確かにこの5月に、子連れで旅に出るのは、日本ではあまりいないでしょう(笑)

ロンドン→羽田は夕方便なので、B777-300ERです。この冬からA350-1000に順次置き換えになるので、もしかしたら今回は最後になるかもしれません。こちらもウクライナ情勢の関係で、トルコ→ジョージア→カザフスタン→中国→韓国のフライトになりました。ひたすら「東方向」(北東・南東)に飛ぶ旅です。

こちらは搭乗率8割程度ですが、会社や仕事関係での利用が多いようです。行きの便は2人がけと通路を挟んで1人で座りましたが、この便では3人がけを3人で座っていました。

ブリティッシュ・エアウェイズ British Airways

リスボン空港にて

ロンドン・ヒースロー-リスボンで利用しましたが、実に19年ぶりに乗りました。前回もポルトガルに行った際で、成田ーロンドンーリスボンでした。その時は成田ーロンドンがB747で、ロンドンーリスボンがB757だったような気がします。今回は年季が入ったA320です。

Ryanairやeasy jetなどLCCの発展で、フルサービスキャリアも無料サービスの簡略化が進んでいますが、今回は水とスナックが無料で出て来ました。

行きも帰りもA320でしたが、システム確認という理由で、共に30分ほど待たされて、到着もその分遅れました。

TAPポルトガル航空 Tap Air Portugal

リスボン空港にて


リスボン→マデイラで利用しました。機種はA321neoです。航空券はスターアライアンスで提携しているユナイテッド航空のマイレージプラスの特典航空券です。

Tapは2013年にポルトガル に行った際、JALからの乗り継ぎでフランクフルト-リスボンの往復で利用したことがあります。当時はサンドイッチとソフトドリンクが出ましたが、昨今のサービス有料化で水だけ出ました。

マデイラ空港がタラップ対応ということ、以前利用した際に後ろのドアも開放することを覚えていたので、座席指定であえて一番後ろを選びました。そうした所、子連れで優先搭乗になったこと、マデイラはもちろんのこと、リスボンでもタラップ対応だったので、後ろのドアでも搭乗ができ、タラップを登り降りすることを除けば、ドアからすぐ座席に到達と楽だったです。

アゾレスエアラインズ Azores Airlines

マデイラ空港にて
アゾレスエアラインズのA321neoLR。ニューヨークからマデイラ島に飛んで、これからサンミゲル島まで。


初めて利用する航空会社です。サンミゲル島ポンタデルガダ空港を拠点として、親会社のSATAが各島へのプロペラ機を運行し、アゾレスエアラインズがリスボンやマデイラ、ヨーロッパ各都市、カーボヴェルデ 、そしてアメリカ東海岸やカナダにフライトを飛ばしています。

アゾレスエアラインズの系列会社、アゾレス諸島の島々を結ぶ「Sata Air Açores」

アゾレスエアラインズはマデイラ→ポンタデルガダ空港と、ポンタデルガダ空港→リスボンで利用しました。マデイラ→ポンタデルガダがA321neoER、ポンタデルガダ空港→リスボンがA320(White Airways運航)です。前日にwebチェックインが可能になりますが、マデイラ空港もポンタデルガダ空港もタラップ対応だったので、一番後ろを指定しました。ついでに言えば、リスボンもタラップ対応だったので、乗り降りは楽でした。

また、この会社は2時間弱のフライトでも、サンドイッチやナッツ、ビスケットの入ったボックスの機内食とソフトドリンクが頼めます。しかも、そのボックスの中身も基本的にアゾレス の企業が製造したものが入っていて、今のヨーロッパでは貴重な会社かもしれません。

アゾレスエアラインズの機内食ボックス



また、リスボンへのフライトでは、White Airwaysの機材、乗員での運航でした。

ポンタデルガダ空港にて。ポルトガルの会社ですが、レジがアイルランドです。こういう会社はヨーロッパは多いです。


「Wetリース」とは、機材・乗員をリースして、便名は販売している会社になっているリースで、ヨーロッパでは数多くのチャーター専門会社があること、地域によっては季節波動が大きいことなどから、このような運航スタイルがあるようです。ただ、この便のサービス基準はアゾレス エアラインズなので、再び機内食ボックスがでました。

「White Airways 」は名前の通り、真っ白な航空機でした(笑)

「White Airways」ポンタデルガダ空港にて
Priority搭乗で、一番最初に機内へ。


(この項、了)

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