見出し画像

ポルトガル2023TIP③ 子どもとの長距離フライト

前章で触れましたが、今回のポルトガルが子どもにとって初めての大陸間フライトではありません。1歳の頃にアメリカ・サンフランシスコを往復しています。その時の話も交えて触れたいと思います。

まず、1歳(アメリカ2019)の旅行と5歳(ポルトガル2023)の旅行の違いは
・1歳は座席代がかからないが、5歳はほぼ大人と同じく運賃がかかる。
・アメリカに行った際は妻の両親の希望でプレミアムエコノミーでしたが、今回はエコノミーで往復したこと。
・アメリカに行った際は札幌→羽田空港→サンフランシスコと1回でしたが、今回は札幌→羽田空港→ロンドン・ヒースロー空港→ポルトガル・リスボンと2回乗り換えだったこと。
・アメリカへはJALで往復しましたが、ポルトガルへはJALとBritish Airwaysの乗り継ぎになったこと。
・アメリカに着いた際には妻の妹夫婦が出迎えてくれましたが、ポルトガルでは自力でホテルまで移動しなければならなかったこと。
・アメリカではカリフォルニアからオレゴン州に旅行に行った際、ホテルや航空券の手配は全て妻の妹夫婦がしてくれたが、ポルトガルではそれら全て自ら調べて手配した。
・2019年はそこまで円安ではなかったが、2023年は円安が進行。

まず、空港ですが、2019年の際はベビーカーに乗せていたこともあって、すぐに優先レーンを通してくれます。今回、息子はInfantではなくChildのため、札幌を出る際は通常のレーン(といっても、独身の頃にJAL Global Club会員になり、最近妻を家族会員にしたので、全員で優先レーンを使用しましたが)利用でしたが、羽田(国際線)・ロンドン・リスボン・マデイラ島・アゾレスとも出入国以外は優先レーンを利用することができました。

ロンドンへはウクライナ情勢の影響で、ただでさえ12時間越えのフライトが14時間以上になっています。フライトを選ぶときに考えたのが、どうすれば子どもが飽きないか。選んだフライトが行きが「羽田夜発ロンドン朝着」、帰りが「ロンドン夕方発羽田夕方着」でした。行きは深夜発で、食事もしばらく出ないので、「たぶん、搭乗時は寝ているな」という予想。帰りは「太陽を浴びて機内食を食べたら寝てくれるな」という予想。結論を言うと、どちらも当たり、今、家族で一番コンディションが良いのは息子です(笑)

大体行きも帰りも9時間くらいは寝ていたかと思います。本人は寝たりそうな様子でしたが(笑)

では、どう過ごしていたかというと、個人用画面でアニメを見てました。さらに飛行経路の見方を教えると、その画面も見ている時間もありました。また、最近は国内線にも個人用画面がある機材が増え、機材によっては機内WIFIが整っている会社(マデイラ島→アゾレスで搭乗)もあるので、その時は私が持っていたタブレットでアニメを見て、飽きずに過ごしていました。

では、一切設備のない機材ではどうだったか?外を見てました。そして、退屈になったら寝てました(笑)もともと、昼寝をしない子ですが、車に乗るとあっという間に落ちる子です(笑)

こうして、機内では静かに(他の子が声を出している場面でも、「我介さず」でした)、でも楽しそうに長時間を過ごしていました。また、5歳とはいえまだまだ子ども。CAさんにはよくしていただきました。

日本から14時間は、直行便としては最長規模なので、これならどこへへも連れて行けます(笑)

そうして過ごしているうちに、カウンターや機内でスタッフやCAに自分から「Hello」というようになり、降りるときには「Bye Bye」と、自ら言うようになりました。

子どもと旅に出ると、大変なことも多いですが、旅の途中でも成長を見ることができるのが、親として嬉しいですね。

機内から見えた富士山。

(この項、了)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?