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日記 ~母と妹の話~ 2019年6月30日(日)

昨日と同じような降ってんだか降ってないんだか微妙な曇り空。

今日はうちの母の誕生日。
朝一でおめでとうメールを送る。
プレゼントは後日なんか届くよと伝えつつ、実は誕生日を思い出したのは昨日だったのでまだ何も用意してない。
お昼くらいにプレゼントの手配をする。
10日遅れで届きそう。

夕方、秋田に住んでる妹が東京駅に着くので迎えに行く。
新しく入った会社の研修が茨城であるらしく、途中の乗り換えがわからないから案内してほしいとの要望だった。
実質、東京→秋葉原(2駅4分)のための案内である。
さすがに茨城の研修場所までは行かない。

母とのメールのやり取りで、何度も妹をよろしくと頼まれた。
いくら慣れてないとはいえもう子供じゃないんだからという意味合いで、「妹こそいくつになったのさ」と言ったら、「まだまだ赤ちゃんだよ」という返答がきた。まじか。

東京駅の南のりかえ口で待ち合わせた。
約一年ぶりに会った妹は、相変わらず妹だった。
一応兄らしく、スーツケースを持ってあげて、京浜東北線のホームへ案内していく。
「こんなとこわかるわけないよー」とか「東京の人歩くの速くね?」とか言いながら妹がついてくる。
すぐに秋葉原に着いた。
この日はただの移動日で急ぐ必要もないらしいので、駅の近くでお茶をする。

喫茶店に入り、妹と向き合って席に座る。
こういうシチュエーションはこれまでほとんどない。
なので久しぶりの妹の姿を見ていると、なんだか軽くゲシュタルト崩壊が起きてしまう。

家族の話や妹の仕事の話を聞いて、1時間くらいで出た。
席を立った際、“あにへ”と書かれた小さい封筒をもらう。
「いいからいいから」と言ってお代は妹が出した。

つくばエクスプレスの改札前まで見送って分かれた。
ちなみに、3日後の帰りも、ここまで迎えに来ることになっている。

母に妹を見送ったことをメールしたら、そこで離して大丈夫だったか聞かれた。
乗り換え無いから間違えようがないと伝えてようやく安心したようだ。

帰りの電車で妹からもらった封筒を開ける。
3日もよろしくという旨が書かれたメッセージカードと、交通費と称して1万円が入ってた。
ちょっと茨城まで見送ってやってもよかったかなと思った。

埼玉高速鉄道の最寄駅では先日より、七夕に向けて、誰でも自由に短冊に願いを書いて笹の葉に吊るせる一画が設けられていた。
前から気になってたので、書いてみた。
妹を応援するようなことを書いてやろうかと一瞬思ったけれど、なんか違うなと思い、無難に家族が健やかであるように的なことを書いた。


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