(感想)「ハイキュー‼︎」の斬新さについて

ごきげんよう、藤川愚痴子よ。
「劇場版ハイキュー‼︎ ゴミ捨て場の決戦」が2月16日に公開されておよそ2週間ほどが経つわけだけど、全国の「ハイキュー‼︎」ファンがドカドカと劇場へ足を運んでいるようで、現時点の興行収入は41億円…
文句なしの大ヒットよ。

 アテクシも少し前にアニメにハマり、一気に4期まで観たのだけれど、いろいろあって途中で観るのをやめてしまったのよね。
だけど映画の公開にともなって、ABEMA TVなどが全話を無料としたことで、これは観るしかないと途中から観はじめた次第よ。

アニメは好きよ。スポーツ系のアニメもまた然りで、観るたびに影響されてスポーツをやりたくなるけど結局やらないアテクシだけど、この「ハイキュー‼︎」…
少しだけ他のスポーツ漫画と異なるところがあるの。

それは

選手たちに「他校は敵!」という考えがほとんどない

という点よ。
 アテクシがいくつかスポーツアニメを観て(と言っても「黒子のバスケ」と「弱虫ペダル」しか観たことがないけど)気づいたのは、「ハイキュー‼︎」のキャラクターたちはやけに和気あいあいとしているということ。

 経験値が低くてほとんど偏見なんだけど、スポーツ漫画って「他校のチームは絶対的な敵であり、睨み合う関係」という雰囲気があると思うの。
仲良くなるにしても、対戦を通してようやく打ち解けるというパターンね。

それが「ハイキュー‼︎」の場合、戦う前からいい感じの雰囲気になるのよ。

練習試合や合宿などで、敵・味方、関係なくお互いに教え合い、時には自分にとって不利になりかねないアドバイスもサラッとするのよね。 
 そのうえで大会が迫ると、きちんと相手をライバルとして…
妥協も遠慮もせず、出せる力を出しきって倒すべき相手として見るのよね。
気持ちのいいヤツしかいない漫画、という印象よ。

そして「ハイキュー‼︎」を観て思った、もうひとつのこと…
それは

準レギュラーまでもが主人公

のように見えるという点よ。
主人公だから、9割がた目立ってるぜ!
他のチームメイトの見せ場なんて残り時間でまかなえばいいだろ?

じゃないのよ。
 あらゆるポジション、学校、性格のキャラクターでも、バレーを始めたり続けたりするきっかけを回想として流すの。
ほぼ全員ぶんのバレーに対するモチベーションを描くものだから、全員を推すしかないのよ、こちらとしても。

 第一印象こそ「嫌味なヤツだな!」とか「コイツつまんなそ〜」とか、ネガティブな目を向けてしまうキャラクターでも、アテクシがチョロいせいか、ちょっとでもかっこいいところや可愛げのあるところを見せられたら、コロッ…とね。
いっちゃうのよね…難儀だわ。


…ここまで書いておいて何だけど、実はアテクシ、まだこの映画を観ていないのよね。
いろんな理由で映画館という場所が苦手なせいでもあるんだけどね。

だけどやっぱり…その苦手を無視してでも観にいきたい!
…と思う、藤川愚痴子でした😌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?