見出し画像

夜間痛の要因と基本的な介入

どうも肩関節機能研究会の郷間です。
Instagram 臨床知識(エビデンス)➡ (@fujikata_goma)
Instagram 臨床技術(実技動画)➡(@kataken_second)
Twitter➡ (@FujikataGoma)

🔊肩関節機能研究会の【定期購読】と【買い切りマガジン】のサービスを始めました。
【2023年4月現在 150名 以上が購読中! 】



今回は肩関節疾患には切っても切り離せない”夜間痛”にフォーカスを当てていきたいと思います。

そもそも夜間痛とはどのような病態なのでしょうか?


夜間痛とは

夜間痛とは夜間睡眠時に発生する肩の疼痛であり病態については統一された見解がありません。

発生機序は未だ解明されていませんがいくつかの要因が報告されています。

夜間痛といえばリハビリ介入や生活指導をいくらしてもよくならない、服薬をしてもポジショニングをしても全く変化がないといった経験をされたことがあるセラピストも多いと思います。

そのような時、苦肉の策として椅子座位やリクライニングで睡眠をとることを指導しておりますが、これはあくまでポジショニング指導であって根本的な改善ではありません。


このときに挙がるのが
『どうして寝てると痛みが強くて、座っていると痛みがないのか?』という疑問です。

これにはいくつかの要因が複雑に関連していますが、特に〇〇○○○○が関与していると考えられています。

ここから先は

4,829字 / 15画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?