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幅広く知っているより、気に入った飲み屋にとことん通うのがカッコいいと思っています

いい店って「知ってる」「行ったことある」だけじゃ不十分で、気分にあわせたルーティンが完成してこそだなと思っています。

ファーストオーダー、セカンドオーダー、ダメ押しのサードオーダー、そして締め。

一緒に飲んでいる人がどんな気分でどんな胃袋のコンディションなのか、どんな一日だったのかにあわせて、絶妙な選択をしつづける。

ここまで、メニュー見ずともソラで頼めるくらいが粋でいなせ。

もちろんお高くとまるのはダサい。常連さんの立ち居振る舞いから謙虚に常に学ぶ姿勢を忘れない。店主にデカい顔しない。声のボリュームにも気をつける。ひとりひとりがその店の素敵な空間づくりにコミットする。

そんなテンションで通えるお店がいくつかあればかっこいいですよね。ぼくのリスペクトするおくりバント高山さんはその代表格です。

高山さんほどではないですが、僕も普段そこそこのペースで飲んでいます。

結構な割合でおでん屋denにいく。

denに限らずだけど、その店のメニューに精通すれば友人から信頼を得られ、誘いが増える。友達が増える。知っている店が増える。通う店が増える。

カッコいい大人から学び、血肉になる。信頼される。誘いが増える。友達が増える。知っている店が増える。通う店が増える。

仲良くなる。信頼される。略。

最高ですよね。僕はきっとこのかけがえのない時間を得るために仕事をしているのかも。

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アイキャッチは、人生で最も愛している『おでん屋den』の締めメニュー「檸檬拉麺(レモンラーメン)」でした。




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