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五感について 触覚

五感について 触覚

ヒトが1番初めに発達する感覚が
触覚です。

触覚には2つの機能があり、

🟡原始的機能
🟡感覚的機能

になります。


【原始的機能】
雰囲気を感じて、危険か安心かを
察知する機能です。 原始時代では、
獣に襲われるなど危険と隣り合わせ
でした。 そのため周りに雰囲気や
気配を感じ取る必要がありました。 


【感覚的機能】
物などに触れて、その物の質感、
硬さ、温度、重さ、全体の形、細部
の形状がわかるのはこの機能のおかげ
になります。
人の感覚受容器にはマイスナー小体、
パチニ小体、クラウゼ終球、ルフィ二小体、
自由神経終末などがあり、それぞれの
感覚を担当しています。



これは全ての五感に云えること
なのですが、一番の理想は感覚が
中間位にあることだと考えています。

鈍麻 ←  《中間位》→  過敏

特に発達の凸凹のある子供は、
どちらかに偏ってしまうことが
あります。

触覚の鈍麻だと、怪我をしても
気づかなかったり、過敏だと、
触られるのも嫌となってしまい
ます。


触覚過敏のお子さんや大人の方は、
原始的機能と感覚的機能どちらも
過敏になるので、触られるのも
嫌ですし、周りの雰囲気を過剰に
感じ取ってしまって、不安感を強く
持ってしまいます。
ですので、新しい場所が苦手、人が
多いところが苦手などは、原始的機能
の過敏が影響していると考えられます。


感覚過敏、または鈍麻の場合は、
まずは触れることを目的に発達のサポート
を行い、外の世界との接触は安心・安全
だよという感覚を学ぶことから始めます。

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