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藤井満
2021年10月28日 14:49
石油事業も手がけた北前船主 新潟市内の北前船主の屋敷は2年前に訪ねたことがある。 新潟駅前から北上して6連アーチの萬代橋(重要文化財)で信濃川を渡り30分ほど歩くと旧小澤家住宅だ。 江戸時代は米穀商だったが、明治になって回船経営に乗り出し、運送・倉庫・回米問屋・地主経営・石油商などの事業を展開した。現在も「新潟米油販売株式会社」という会社で、新潟空港の給油施設で飛行機の燃料を補充する業務
2021年10月26日 17:54
北陸3県の北前船ゆかりの地は2014年に自転車で巡ったことがある。今回はそのつづき。新潟県の北前船の寄港地を車で西から訪ねてみた。直江津、室町時代から重要港 かつての直江津(上越市)は「今町湊」と呼ばれ、室町時代の「廻船式目」では、全国の主要港「三線七湊」のひとつにあげられた。北前船が活躍した江戸時代には、高田藩の外港として、船で運ばれた来た産品を城下町の高田や信濃へ運び出す拠点となった。