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藤井満
2021年12月13日 15:35
鞆の浦は1998年、尾道観光のついでに立ち寄った。 灯台のような「常夜燈」、干満にかかわらず舟を接岸できる階段状の「雁木」、「波止場」「焚場」「船番所」……江戸時代の港湾施設が全国で唯一そろって残っていることで知られる。この港の一部を埋め立て、県道の橋を渡す計画があり、市民団体が反対していた。開発で壊される前に見ておこうと思った。 そのときは「よく残ってるなあ。もったいないなあ」という印象だ