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藤井満
2021年9月11日 15:11
もろかった「最後の城」 函館でレンタカーを借りて西へ走った。海をへだてて函館山を見ると、函館は巨大な陸繋島であることがわかる。知内町の道の駅の展望台から青函トンネル入口をながめ、津軽半島を望む白神岬をへて松前の町に入った。 町役場の裏山が福山城(松前城)跡だ。 江戸末期、海防強化を幕府に命じられた松前藩が、拠点の「福山館」を拡張して築いた。1854年(安政元年)に完成した最後の日本式城郭だ
2021年9月6日 17:40
ニシン番屋の記憶 石狩川河口付近を渡って日本海岸を北上した旧厚田村の道の駅に能登半島(石川県)の酒を売っていて驚いた。旧厚田村が旧門前町と友好都市だったため、今も石狩市と輪島市の交流があるのだ。輪島に住んでいたころ、市長がしばしば石狩市を訪ねていたのを思いだした。 旧浜益村(2005年に石狩市に編入)の「はまます郷土資料館」に立ち寄った。 1899(明治32)年に建てられたニシン漁の番屋(