東京都がスタートアップの懐に飛び込む出島CIC Tokyo、ここからユニコーンを育てる
こんにちは、デジタル都議・スタートアップ議員の藤井あきら(町田市選出)です。
都がオフィス(出島)を設けたCIC Tokyoを視察してきました。
CIC TOKYOとは?
CIC Tokyoはスタートアップが集まる、いわゆるシェアオフィス(と言うと怒られるかな?)
スタートアップだけでなく、国内外の投資家や自治体、金融機関などが入居、イベントなどで出入りをしています。
300社入れるキャパ、都心のど真ん中にあり、海外からの投資家も集まる拠点です。
コロナの2020年に東京オフィスを開業し、
2年間で250社、まだまだ拡大しています。
都心のアクセスが大事という説明も。
生命科学や環境問題などのかなり技術にディープなイベントが開催されているのが意外でした。
都のスタートアップの出島から、ユニコーン企業を
東京都は9月よりここに入居し、
スタートアップを始めとしたエコシステムの皆さんのとこに飛び込んで、
近いところで積極的に意見交換をして
新たなスタートアップ事業を構築しようとしています。
アジャイルにやっていきたいので、
皆さんのスタートアップやビジネスに関わる経験や知見でのアドバイスをお待ちしています!
必要なのは「出島」ではなく「開国」か
しかし、冷静に考えると
鎖国していた日本が開国せざるを得なかったように
「出島」では足りない気もしてきました。
東京都のスタートアップへの開国を
引き続き求めてまいります!CIC Tokyoとの意見交換
Q大学発ベンチャーの課題は?
それぞれによって状況が違うというのが大前提で、
①研究・技術的なシーズがあっても、経営者・ビジネスに集中できる環境ができてない
②財政施策、VC、特にライフサイエンス、シリーズAの規模が海外と比べて小さい
③知財の移転、その前の契約、知財の取り方がビジネス向きではないケースも。
④人材不足。日本のスタートアップは人材不足で人が取れない。スタートアップが増えてるため、人材獲得が熾烈になっている。人としての大学側のインフラ。採用。