風景模写の練習を一ヶ月続けてわかったこと
前に風景模写をはじめたって言ったんですが(https://note.com/fujii_shino/n/n76be9e91ab51)
あれから、約一ヶ月。ちゃんと続けてます。
えらいね。
そして続けていると、背景の何が苦手なのがわかってきます。
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まず、僕は奥行きを出すのが苦手。イラストを描いていてもそうですが、どうにも前にあるものと後ろにあるものの描き分けがうまくいかず、景色の広がりみたいなのが感じられません。下のは奥行きを描くのに特に失敗したやつです。
一応、最初にグレーで奥行きを描いてから、色を付けることである程度は解消されましたが、まだサンプル数が少ないのでこれで解決したかは微妙です。
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あとは、メリハリをつけるのが苦手だと感じてます。木とか建物とか、時間をかければもっと細かく描けるとは思うんですが、雑でも上手い人は上手いんですよね。おそらく雑でも上手い理由は、明るいところと暗いところのメリハリがちゃんと描けてるからだと思うんですが、それができてません…
雑に描きすぎて失敗したのがこちら。
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それと質感の表現も苦手です。デッサンだとりんごとか石膏とか、ただ立体的なんじゃなくて果物っぽさとか石っぽさまでちゃんと描いてたりします。僕はイラストでも質感が思ったように表現できないことが多いので、改善したいところです。
なので今は風景ではなく、小物とか食べ物とか模写しながらどうすれば質感とリアリティが出るか考えてます。(いきなり色を塗ると大変なので、まずは白黒から)
もちろん、こういうリアルな表現以外にも解決すべきことはたくさんあるんですが、どう描けば立体感や奥行きが出るのか、どう塗れば魅力的な色彩になるのか、色々描きながら経験を得るのは大事かなって思います。
本当はもっとちゃんとデッサンとか、風景画とかやったほうがいいのかもしれないですが、一応依頼とか受けながらなのでそこまで時間に余裕がなく…ある程度落ち着くまではこんな感じで少ない描き込みでできるだけそれっぽく見せる練習を続けたいです。また何かわかったら、記事にします。では。