[映画]カツベン!

カツベン!

周防正行監督です。
時は映画がモノクロ・サイレントの時代。
当時は「活動弁士」という、映画を説明する人が横にいました。
そんな弁士に憧れる俊太郎(成田凌)が巻き起こすドタバタコメディです。

映画好きの端くれとしても、とても興味深い時代の話で。
「そうだったのか〜」と、へーへー言いながら(実際は思いながら)、興味深く見れました。

ただ、コメディベースとはいえ、もう少し緊張感があっても良かったかなと。
俊太郎は、紆余曲折あって追われる身になったのですが

「捕まっても大丈夫なんでしょ?」
「銃を突きつけられたとて、撃たれないんでしょ?」
って思ってしまうと、グッと力を入れて観れなくて。

あと個人的には、もっとラストでスカッとしたかったです。
なんやかんや、恵まれない状況が多かった俊太郎ですし。

とか、そんなこと言ってますけど
古き良き時代の映画文化に触れられたのは、なんだか得した気分にもなりました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?