［映画］カイジ　ファイナルゲーム

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『カイジ　ファイナルゲーム』

人気漫画「カイジ」を藤原竜也さん主演で実写化した映画、第３弾です。
今回はストーリーも中に出てくるゲームも、原作にはない映画オリジナル。
原作者の福本伸行さんが脚本を手がけたとのこと。

率直な感想としては、もう原作のカイジと、藤原さん主演の映画のカイジは、全くの別物になっちゃったなと。
舞台も近未来ですし。

漫画のカイジの魅力って、極限での心理の揺らぎを、細かいところまで徹底的にしつこいほどに描き
さらには、八百長も辞さない相手にどうやって一矢報いるか？みたいなところで。

でも今回の映画に関しては、心理戦がほとんど皆無。
唯一カイジっぽさを感じたのは「ゴールドジャンケン」というゲームですが、そこが駆け足気味で
ほぼほぼカイジが関わらないゲームがやたら長かったりと。

原作ファンとしては、物足りなさが残ったので
観るのであれば、別物として考えた方がいいかもですね。