[映画]ティーンスピリット

ティーンスピリット

イギリス・ワイト島に住む、歌が好きな女子高生ヴァイオレット(エル・ファニング)。
彼女の歌声に惹かれ、近づいてきた小汚いおっさんヴラッドは、実は有名な元オペラ歌手。
そんな2人が組んで、国中が注目する人気オーディション番組「ティーンスピリット」に挑戦。
親の反対、大手からの誘惑、思わぬ落とし穴、それらを乗り越えて、無事にシンデレラストーリーを駆け上がれるか!?
という物語。

いわば「ロッキー」パターンの映画。
無名の田舎者が、成り上がれるのか?
この手の映画は、ベタですけど大好きです。
単純にスカッとできるし、どうせならとことんスカッとしたい。

肝になるのは、もちろんクライマックスの歌シーン。
そこの説得力は文句なし。
鳥肌が立ちました。

だからこそ、そこに至る経過をもっと厚めに欲しかったなと。
マンツーマンの猛特訓とか。
こっぴどい屈辱的な目にあったりとか。

ヴラッドがなぜその島にいたのか
なぜオペラをやめたのか
その辺のバックボーンも欲しかったです。

上映時間が短いのもあってか、かゆいところに手が届かない作りで。
全体から流れる空気はすごく良かったので、いろいろもったいなさを感じてしまいました。

ただ

エル・ファニングは相変わらずかわいかった!


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