[映画]永遠の門 ゴッホの見た未来

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永遠の門 ゴッホの見た未来

天才画家ゴッホの半生を描いた映画です。
ゴッホ役はウィレム・デフォー。

ゴッホが認められたのは死後だというのは有名な話ですが。
それにしても重たい映画でしたね。

描くことしかできないゴッホ。
しかしその絵は全く認められず。
いつしかゴッホは、心を病んでしまい。
画家仲間からは変人扱いされ、近所から狂人扱いされ。

さらにはゴッホの不器用な性格もあり、どんどん世間から孤立して行くのです。
ツラすぎる!

僕は絵画のことは全く分からないです。
でも、あの時代にゴッホの画風が特殊であったことは素人目にも分かりました。

異端や異色を認めることは勇気のいることで。
それを認めることによって自分の価値を落としてしまう可能性があるから。

きっと芸術の世界が今よりもっと閉塞的で、多様性を受け入れない時代で。
しかしその閉塞感が、ゴッホの作品に影響を与えた可能性も。

いずれにせよ不運だ。
死んでから絵が何十億で取り引きされようとも
自分はずっと極貧生活で、心を病み、まわりから厄介者扱いされながら非業の死を遂げたのだから。

ウィレム・デフォーの鬼気迫る芝居もあって
こちらの心も削られるような映画でした。

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