貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 186 デビュー者数と新規数のバランスが取れない問題(大型店の問題点)第1弾

  私は幸運にも多くの成功されている美容室経営者との出会いの中で、学んだことがあります。それは、大型店で成功されている会社の要因は、『教育力』『仕組み力』『キャリアプラン』が優れていたからだと思います。特に『教育』には力を入れられています。

 スタッフ数が増え、大型店化した大きな理由の1つに、デビューまでの教育がしっかりされていることが挙げられます。

 大型店化したのは、アシスタント時代(期間)に離職するスタッフが限りなく少なかったからだろうと思います。アシスタント時代に辞めていたら、会社は絶対に大きくならないですよね。

 ですので、教育さえしっかりしていれば、毎年確実に人材を確保さえすれば、クオリティーはともかくデビューまでは、スムーズに育てることができると思います。ところが、毎年デビュー者が増え、スタイリストが増えることは大変喜ばしいことですが、デビューしても、そのスタッフに宛がうだけの新規数が足りていないと、売上は上がりませんよね。

 新規数を宛がうことができない理由として、そもそもそのサロンの新規数が少ないか?もしくは、そこそこの新規数はあるものの、先輩スタイリストが優先的に入客してしまうので、デビュー者まで回ってこないのか?‥。

 デビューしたけど新規に入客できないと、アシスタント業務が長引き、何となくモチベーションも下がってしまいがちになりますよね。

 では、どうすればデビュー者に新規を宛がうことができるのでしょうか?

いくつご紹介いたします。

 一つ目は、『デビュー規定に自己集客実績を入れる方法』です。今までの美容業界のデビュー規定では、主に『技術力』や『カウンセリング力』が基準値をクリアーすればデビュー‥というサロンが多いですよね。

 デビュー後は、サロンが新規集客をしていましたよね。今までは、そのやり方でよかったかも知れません。なぜなら、今までは、お客様が自分に合った良いお店を探していた時代だったからです。

 ところが、ネット社会が主流になり、個人的なSNSの普及に伴い、『自分に合ったお店を探す時代から、自分に合った美容師さんを探す時代』になったような気がします。

 ですので、美容師さんに必要なスキルとして、『SNSの活用力』が必須スキルになってきました。

 ですので、デビューまでに必要なスキルとして『魅せるスタイルづくり』『撮影力』『強味づくり』等の『SNSの活用力』が必要だと思います。

 ですので、デビュー規定の中に、お客さんを呼ぶ力(自己集客)を入れているサロンが増えてきていると思います。

 自分でお客様を呼ぶ力(自己集客)さえつけば、デビューしてもある程度、自力で新規入客できますよね。

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