貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 201 ヘアケアメニュー力が弱い(トリートメント比率等)大型店の問題点 第1弾 スタイル提案が解決の鍵!?

 メニューの中で、ヘアケアメニューに力を入れているサロンは多いですよね。特に、アシスタントが中心で行えるメニューは、生産性を上げるうえで、絶好のメニューとも言えますよね。
 特に、アシスタントを多く抱え、生産性が低くてお悩みの大型店では、力を入れたいメニューですよね。
 ところが、力を入れたいメニューにも関わらず、力を入れても入れても成果が出ないサロンもありますよね。逆に、一見、あまり力を入れていないのに、ヘアケアメニューの比率が高いサロンもあります。
 スタイリストによっても成果にバラつきがありますよね。一生懸命メニューをお勧めしても成果の出ないスタイリストもいれば、簡単に説明しただけで成果を出しているスタイリストもおられますよね。不思議ですよね。
 その違いはどこにあるのでしょうか?

 一概には言えませんが、ヘアケアメニューでの成果を出しているスタイリストは、説明が上手だからではないような気がします。
 スタイル提案をしっかりされていて、お客様を常にリードしているスタイリストは、「○○様、今日お時間があればトリートメントもして帰って下さいね。」の一言でされるお客様が多いような気がします。

 逆に、スタイル提案をほとんどせず、お客様の言いなりになっているスタイリストは、トリートメントを一生懸命説明しますが、断られることが多いように思います。

 つまり、スタイル提案をしっかりして、お客様から指示されているスタイリストは、一生懸命お勧めしなくても、比較的簡単にトリートメントをして下さることが多いということです。

 お客様から指示されているスタイリストは、お勧めするときにはさらりと簡単にされますが、メニューの施術後や次回来店時のフォローを小マメにしています。逆に、一生懸命説明してやっとの思いで、して頂いたスタイリストは、後のフォローはあまりしない方が多いような気がします。その結果、1回はお付き合いでして下さっても、2回目、3回目‥は期待できないことが多いような気がします。

 トリートメント比率を上げるコツは、スタイル提案率を上げることだと思います。お客様からご要望をしっかりヒヤリングをした後、プロらしいスタイル提案をしっかりして、スタイル提案率を上げる力が身に付けば、トリートメントメニューが面白いように売れると思います。

 スタイル提案率とメニュー提案率を同時に出して、比較されてみると、「あら不思議!」相関関係がハッキリされると思います。

 如何でしょうか?


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