貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol243 美容学生さんのサロン見学から面接希望へ…サロン見学に来てもらってもなかなか採用まで結びつかないと…お悩みのリーダー必読!


 ひと昔前の美容師ブームの頃は、美容師になりたい人も多く、面接希望も多かったので、良さそうな子まで不採用にしていた時代もありましたよね。今考えれば、もったいない話ですね。
 今では、多くの美容室が、選ぶ余地もなく、贅沢なことも言えず、面接に来てくれたら、ほぼ採用しているサロンが多いのが現状ではないでしょうか?私どもの会社も、ここ近年の面接後の採用率は、ほぼ100%です。(笑)

 ですので、サロン見学に来てくれた美容学生さんに、自分の会社を選んで欲しいので、一生懸命自社のアピールをされているのではないでしょうか?

 ところが会社の経営陣や幹部クラスは、人手不足を痛感していても、そこで働く一般スタッフは、そこまで深刻に捉えていないのが現状ではないでしょうか?
 少なくとも、サロン見学者に対して、全スタッフで心のこもった対応をして欲しいですよね?
 ところが、そうは思っていても、当日、サロン見学者が来られることを知らされていないスタッフがいて、『えっ?…???』みたいな対応をしていたのでは、サロン見学がマイナスになることもありますよね。
 
 サロン見学者を受け入れる気持ちが薄いサロンでは、せっかくサロン見学に来てくれた美容学生さんに対して、対応がいまひとつなサロンも少なくはないような気がします。
 また、見学者が来られる当日、サロンが暇で、だらだらした雰囲気を出していたり、めちゃくちゃ忙しくて、目が血走っている状態なのも、とろしくないですよね?

 ですので、見学日に、サロンが忙しかろうが、暇だろうが、おもてなし感を感じていただくために、皆でどういう対応をするのか?をしっかり話し合い、詳細な動きまで打合せをしておいた方がいいですよね?

 見学に来られた美容学生さんは、実際には仕事の内容までは分かりません。仕事の内容は分かりませんが、サロンの雰囲気は感じ取ることができますよね。
 ご参考になるかどうか分かりませんが、うちの会社では、常日頃から、スタッフ間同士は笑顔でのやり取りを徹底するように指導しております。
 指示を出す側、指示を受ける側、徹底してさわやかな笑顔を心掛けています。また、サロン見学者に対して、手の空いたスタッフから順番に、名刺を持って挨拶に行きます。
 「アシスタントをさせて頂いています○○と申します。サロン見学ありがとうございます。ごゆっくりしていってくださいね。何かご質問がありましたら、遠慮なくお声がけくださいね♪」と、一人づつ名刺を持って、おもてなしの笑顔で対応するだけでも、相手に与える印象は違うと思います。

 また、質問に対しても、あらかじめ、どのような質問が多いのか?を予測して、どのようにお答えすれば、分かりやすいのか?を話し合っておくだけで、見違えるような対応になると思います。
 ですので、サロン見学から面接希望者を増やすコツは、サロン見学会議を充実させることだと思います。
如何でしょう?

 

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